1等比率米比率と収量低下が響く 米の減収135億円と試算 新潟県2023年10月26日
新潟県は10月25日、同県の23年産米の減収試算を発表した。
花角英世知事が定例会見で明らかにした。
新潟県は猛暑と干ばつでコシヒカリなどの1等比率が低下しており、10月15日現在、県全体で1等17%、2等48%、3等32%、規格外2%となっている。
さらに9月25日現在の作況指数は「95」で「やや不良」となっている。
新潟県の22年産米収穫量48万2000tで1等比率は80%だった。このため仮渡金ベースで計算された米の生産額は1069億円となった。
県は昨年の収穫量に対して、今年の作況95と等級比率と追加払い決定後の仮渡金(新潟コシヒカリ一般:1等1万3900円、2等1万3300円、3等1万1600円など)から試算したところ、135億円の減収の見込みとなった。等級の悪化に加えて収穫量の減少も響いた。
花角知事は「100億円を超えると影響が大きい。来年以降、営農意欲が継続支援が必要だ。国の経済対策の検討状況を見ながら検討していきたい」と話している。
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(118) -改正食料・農業・農村基本法(4)-2024年11月16日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践 (35) 【防除学習帖】第274回2024年11月16日
-
農薬の正しい使い方(8)【今さら聞けない営農情報】第274回2024年11月16日
-
【特殊報】オリーブにオリーブ立枯病 県内で初めて確認 滋賀県2024年11月15日
-
農業者数・農地面積・生産資材で目標設定を 主食用生産の持続へ政策見直しを JAグループ政策要請①2024年11月15日
-
(410)米国:食の外部化率【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2024年11月15日
-
値上げ、ライス減量の一方、お代わり無料続ける店も 米価値上げへ対応さまざま 外食産業2024年11月15日
-
「お米に代わるものはない」 去年より高い新米 スーパーの売り場では2024年11月15日
-
鳥インフル 米オレゴン州からの生きた家きん、家きん肉等 輸入を一時停止 農水省2024年11月15日
-
「鳥インフル 農水省、ハンガリー2県からの家きん・家きん肉等の輸入を14日付で一時停止」2024年11月15日
-
「鳥インフル 農水省、ハンガリー2県からの家きん・家きん肉等の輸入を13日付で一時停止」2024年11月15日
-
鳥インフル 米ワシントン州からの生きた家きん、家きん肉等 輸入を一時停止 農水省2024年11月15日
-
南魚沼産コシヒカリと紀州みなべ産南高梅「つぶ傑」限定販売 JAみなみ魚沼×トノハタ2024年11月15日
-
東北6県の魅力発信「食べて知って東北応援企画」実施 JAタウン2024年11月15日
-
筋肉の形のパンを無料で「マッスル・ベーカリー」表参道に限定オープン JA全農2024年11月15日
-
「国産りんごフェア」全農直営飲食店舗で21日から開催 JAタウン2024年11月15日
-
農薬出荷数量は3.0%減、農薬出荷金額は0.1%減 2024年農薬年度9月末出荷実績 クロップライフジャパン2024年11月15日
-
かんたん手間いらず!新製品「お米宅配袋」 日本マタイ2024年11月15日
-
北海道・あべ養鶏場「旬のりんごとたまごのぷりん」新発売2024年11月15日
-
日本各地のキウイフルーツが集まる「キウイ博」香川県善通寺市で開催2024年11月15日