ライスセンターのゴミ・ホコリ問題を解決する乾燥機用乾式集塵機を新発売 山本製作所2023年11月10日
山本製作所(山形県天童市)は、2024年新製品3機種を発表した。来年5月発売予定の乾燥機用乾式集塵機「ゴミトルネードDDC-200」は、集塵率98.8%とトップクラスの集塵性能をもち、ライスセンターの良好な作業環境をつくるのに役立つ一台だ。
乾燥機用乾式集塵機ゴミトルネード
既存の乾式集塵機は動力を搭載しておらず、乾燥機の排風を利用した集塵機構のため、渦流の勢いが弱く、ゴミ・ホコリを取り切れないという欠点があった。同社独自のトルネード式集塵機構は、乾燥機の送風機と排塵機のゴミ・ホコリを1台でまとめて集塵可能となる。
この機構は、モータと独自設計の遠心ファンにより強力な渦流を発生させることで、細かいゴミ・ホコリも徹底的に集塵し、風の力でフレコンに捕集する。水を使用しない乾式にもかかわらず乾燥機用集塵機として、集塵率98.8%(JISZ8808に基づく)はトップクラスの集塵性能を実現しており、現在、特許出願中だ。
フレコンスタンドの位置は4ヵ所から運べ、集めたゴミ・ホコリはフォークリフト等で簡単に運搬できるため、ゴミ処理が容易となる。同社の乾燥機はもちろん、多くの他社製乾燥機や既存集塵室にも取付が可能であり、ライスセンターのゴミ・ホコリ問題を解決する。
「ゴミトルネードDDC-200」の機体寸法は、全長2140㎜×全幅1050㎜(収納時)、2150㎜(フレコン取付時)×全高1840~2540㎜。ダクト接続高さは550~1250㎜(調節ピッチ100㎜)。0.75~2.0kW送風機用となる。
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(172)食料・農業・農村基本計画(14)新たなリスクへの対応2025年12月13日 -
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(89)フタルイミド(求電子剤)【防除学習帖】第328回2025年12月13日 -
農薬の正しい使い方(62)除草剤の生態的選択性【今さら聞けない営農情報】第328回2025年12月13日 -
スーパーの米価 前週から14円下がり5kg4321円に 3週ぶりに価格低下2025年12月12日 -
【人事異動】JA全農(2026年2月1日付)2025年12月12日 -
新品種育成と普及 国が主導 法制化を検討2025年12月12日 -
「農作業安全表彰」を新設 農水省2025年12月12日 -
鈴木農相 今年の漢字は「苗」 その心は...2025年12月12日 -
米価急落へ「時限爆弾」 丸山島根県知事が警鐘 「コミットの必要」にも言及2025年12月12日 -
(465)「テロワール」と「テクノワール」【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年12月12日 -
VR体験と牧場の音当てクイズで楽しく学ぶ「ファミマこども食堂」開催 JA全農2025年12月12日 -
いちご生産量日本一 栃木県産「とちあいか」無料試食イベント開催 JA全農とちぎ2025年12月12日 -
「いちごフェア」開催 先着1000人にクーポンをプレゼント JAタウン2025年12月12日 -
生協×JA連携開始「よりよい営農活動」で持続可能な農業を推進2025年12月12日 -
「GREEN×EXPO 2027交通円滑化推進会議」を設置 2027年国際園芸博覧会協会2025年12月12日 -
【組織改定・人事異動】デンカ(1月1日付)2025年12月12日 -
福島県トップブランド米「福、笑い」飲食店タイアップフェア 期間限定で開催中2025年12月12日 -
冬季限定「ふんわり米粉のシュトーレンパウンド」など販売開始 come×come2025年12月12日 -
宮城県酪初 ドローンを活用した暑熱対策事業を実施 デザミス2025年12月12日 -
なら近大農法で栽培「コープの農場のいちご」販売開始 ならコープ2025年12月12日


































