アップサイクル『Re Kameda』始動 お米の名刺を全従業員に配布 亀田製菓2024年5月24日
亀田製菓は、米菓の製造過程で発生する副産物の再利用促進のため、アップサイクルプロジェクト『Re Kameda』を立ち上げた。その第1弾として、食べられなくなった米を紙に変えた「おこめ名刺」を5月下旬から導入する。
亀田製菓は、環境への負荷を低減する循環型社会の実現のため、米菓の製造工程で発生するフードロスを削減する取り組みを推進。発生した米菓くずを家畜や魚の飼料としてリサイクルするエコフィード活動やフードバンクへ商品を寄贈している。新たなプロジェクト『Re Kameda』は、米菓の製造過程で発生する副産物を新しい価値のある商品へと生みかえるアップサイクルの取り組み。『Re Kameda』のロゴは、資源が再利用され循環していく様子を表現している。
おこめ名刺
その第1弾として「おこめ名刺」を導入し、全従業員に配布する。「おこめ名刺」には、用紙の「kome-kami 浮世絵ホワイト」をベースに、同社工場で回収した米菓の製造工程で発生する副産物をアップサイクルした紙を使用。製紙に必要な化学薬品の代わりとして米菓の副産物を再利用することで、CO2排出量を削減できる。また、「おこめ名刺」の裏面には、亀田製菓グループのスローガン「NICE! RICE!」のロゴを大きく記載し、従業員一人ひとりがアンバサダーとして、お米の魅力や可能性を広めていく。
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