JAあさひかわ×JA北びわこ 互いの農産物直売所で「玄米デカフェ」販売2024年6月5日
北海道のJAあさひかわと滋賀県のJA北びわこがコラボレーションし、それぞれの玄米で作った「玄米デカフェ」を互いの農産物直売所で販売する。
「玄米デカフェ」は、株式会社MNH(東京都調布市)が、日本のお米の価値を守り、活用する商品として開発。玄米を独自の製法でじっくり焙煎して作った、コーヒーのような苦味もありながら、米の甘みも感じられるノンカフェインの飲みもので、米の銘柄ごとに種類があり、銘柄によって異なるお米の甘みや香りを楽しめる。
このほど、JAあさひかわからMNHに、他のJAの取り組みについて問い合わせがあり、全国各地の米を使って玄米デカフェを製造している同社は、オリジナルの玄米デカフェの販売を企画していたJA北びわこを紹介した。
これをきっかけに、両JAで交流が始まり今回のコラボレーションが実現。北海道のJAあさひかわ産玄米「ななつぼし」と、滋賀県のJA北びわこ産玄米「みずかがみ」それぞれの玄米から作ったオリジナルの玄米デカフェを、JAあさひかわの農産物直売所「あさがお」(神楽店・永山店)と、JA北びわこの農産物直売所「ゆめまる館」で販売する。
玄米カフェは、MNHに玄米18kgを送ることで、オリジナルの製造が可能。二等米や古米も使えるため、フードロスの解消にも繋がる。また、「こしひかり」や「あきたこまち」「ゆめぴりか」など米の銘柄によって味わいが違うのも魅力で、米の価値を守りながら、新たな活用商品としても注目される。
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