3社合同田植えプロジェクト 震災復興の奥能登で実施 幸南食糧2024年6月17日
幸南食糧は、株式会社ダイナックと石川県奥能登の地で5つの生産法人からなる煌輝奥能登株式会社の架け橋となり、合同田植えプロジェクトを5月22日に石川県の煌輝奥能登の圃場で実施。1月1日に発生した能登半島沖地震後、初の合同田植えプロジェクトを実施した。
農業に従事する基幹的農業従事者の平均年齢は、令和5年度で68.7歳と高齢化が加速度的に進んでいる。米生産に係る農家の年齢では49歳以下が全体の2割を下回り、65歳以上が7割となる分布になっており、近い将来、日本人の米の年間消費量を、生産量が下回る時期がやってくると予測されている。
こうした背景のもと、幸南食糧は田植えプロジェクトを実施することで、①生産地と消費地が密接に関わり合い、需要面と供給面それぞれの課題や求める事の情報を共有していき、各所で必要な対策を講じる仕組みを構築する、②お米の安定的な生産と供給を可能にする、③生産者は消費者の顔が見える事により、農業が更に活性化していく、④栽培から関わることでストーリー性と付加価値がつく等、4つの取組みを推進している。
煌輝奥能登が生産する特別栽培米石川県棚田米コシヒカリは、2018年6月からダイナックが運営する飲食店「DynamicKitchen&Bar響」で提供。使用開始当初から田植えと稲刈り体験を行い、コロナ禍2年間は実施できなかったが、今回は震災後の復興が進む輪島市での実施となり、煌輝奥能登は「お客様が私たちのお米を待ち望んでいる。私たちは一枚でも多くの田んぼでお米を作りたい」という強い想いから実現した。
また、ダイナックから復興に向けた義援金を煌輝奥能登へ寄附。今回の田植えを通じ、3社が今後もおいしいお米を産地からレストラン、そしてお客様へ安心、安全に提供することを約束した。
ダイナックから煌輝奥能登へ義援金を寄附
重要な記事
最新の記事
-
【人事異動】農水省(4月21日付)2025年4月21日
-
組合員・利用者本位の事業運営で目標総達成へ 全国推進進発式 JA共済連2025年4月21日
-
【人事異動】JA全農(4月18日付)2025年4月21日
-
【JA人事】JA夕張市(北海道)新組合長に豊田英幸氏(4月18日)2025年4月21日
-
食農教育補助教材を市内小学校へ贈呈 JA鶴岡2025年4月21日
-
農機・自動車大展示会盛況 JAたまな2025年4月21日
-
秋元真夏の「ゆるふわたいむ」おかやま和牛の限定焼肉メニューは「真夏星」 JAタウン2025年4月21日
-
「かわさき農業フェスタ」「川崎市畜産まつり」同時開催 JAセレサ川崎2025年4月21日
-
民官連携「はーとふる農園よこすか」開設 横須賀市と包括連携協定 日建リース工業2025年4月21日
-
北海道根室市に200万円寄付「企業版ふるさと納税」活用で 明治ホールディングス2025年4月21日
-
女子栄養大生が開発「こってり味噌のロースカツ弁当」発売 コープデリ2025年4月21日
-
高知県および高知大学と包括連携協定を締結 サントリーホールディングス2025年4月21日
-
宮崎県新富町産ライチの「ロス果実」からフレグランスアイテム誕生 こゆ財団2025年4月21日
-
鳥インフル 米フロリダ州からの生きた家きん、家きん肉等 輸入を一時停止 農水省2025年4月21日
-
食品ロスや家事負担を賢く減らす オンライン料理教室開催 パルシステム2025年4月21日
-
最新ドローンによる農薬散布など効率化 無料実演セミナー 熊本・大分で開催 セキド2025年4月21日
-
国際協同組合年に誰もが活躍する社会へ 生活困窮者就労訓練事業認定 パルライン2025年4月21日
-
巨峰栽培の歴史を未来へ「巨峰苗木の植樹祭」24日に開催 長野県東御市2025年4月21日
-
移動スーパー「デリシアとくし丸」36号車デリシア運行開始2025年4月21日
-
つまめる納豆ご飯「亀田の柿の種 ドライ納豆入り」新発売 亀田製菓2025年4月21日