米の流通量が拡大 8月直近週の販売額は前年比5倍に ポケットマルシェ2024年8月26日
全国の農家や漁師など生産者と消費者をつなぐ産直アプリ「ポケットマルシェ」を運営する株式会社雨風太陽は、8月の米穀類の販売動向をまとめた。昨年の猛暑による米の不作、外食需要の拡大等が要因で、市場における米の在庫が不足しているという背景から、ポケットマルシェ上の流通量と販売額が拡大していることがわかった。
ポケットマルシェにおける米穀類販売動向で、8月直近週(14日~20日)の販売額は前年比約5倍。
流通量の増加に加え、平均単価640円増と価格が上がり、販売額が大きく増加している。
販売額は5月以降、前年比で1~2割増えたが、8月に顕著な増加が見られた。
また、米穀類の予約販売額(9月発送分)も8月20日集計時点で前年比約15倍に増えた。
米穀類の流通量、販売額が高まった背景として、昨年の猛暑の影響による米の供給量の減少や、訪日外国人の増加による外食需要の増加等が要因で、市場の米の在庫が不足している。
スーパー等の小売店で品薄状態が続いていることから、ポケットマルシェ上で生産者から直接米穀類を購入するユーザーが増加。
8月23日時点で、ポケットマルシェには約750件の米穀類が出品されている。
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