人事2024 左バナー 
JA全農人事情報
左カラム_病害虫情報2021
新聞購読申込 230901
左カラム_コラム_正義派の農政論_pc
左カラム_コラム_米マーケット情報_pc
左カラム_コラム_地方の眼力_pc
左カラム_コラム_食料・農業問題 本質と裏側
左カラム_コラム_昔の農村・今の世の中_pc
左カラム_コラム_花づくり_pc
左カラム_コラム_グローバルとローカル_pc
左カラム_コラム_TPPから見える風景_pc
左カラム_コラム_ムラの角から_pc
ヘッダー:FMC221007SP
FMCセンターPC:ベネビア®OD
20241106 ヨーバル sp

【農協協会 JAの米実態調査 23年産米・5】高温耐性品種への転換の動き 2024年8月27日

一覧へ

(一社)農協協会が全国各地のJAの協力で実施している「JAの安心・安全な米づくりと防除対策について」の2024年度(2023年産米)調査結果がこのほどまとまった。今回は5年後に最も作付けが多いと思う主食用米の品種と生産者の経営安定のためのJAの取り組みをまとめた。

高温耐性品種の拡大も
調査では5年後にもっとも多い主食用米品種の見通しを聞いた。

5年後(2028年)もっとも作付の多い主食用米品種
JAの米実態調査 5年後(2028年)もっとも作付の多い主食用米品種.jpg全国では「コシヒカリ」が37%ともっとも多く、次いで「ヒノヒカリ」13%。「ななつぼし」7%、「ひとめぼれ」5%の順。この4品種で62%を占める。前回調査では「コシヒカリ」は40%を超えていたが、比率が下がった。

地域別にみると北海道は「ななつぼし」が73%、次いで「ゆめぴりか」が15%を占める。

東日本は「コシヒカリ」が49%、「ひとめぼれ」が12%、「はえぬき」が8%などとなっている。高温耐性品種の「彩のきずな」は4%で昨年の2.7%から増えた。

西日本は「コシヒカリ」が43%、「ヒノヒカリ」が18%となっている。そのほか「あいちのかおり」が9%、高温耐性品種の「きぬむすめ」は9%となり前回調査(8%)より、やや増えた。また、「あきさかり」は前回調査の3.3%から5%へと増えた。

九州は「ヒノヒカリ」が41%、「コシヒカリ」が17%、「夢つくし」が9%となった。高温耐性品種の「なつほのか」は7%、「さがびより」は6%、「夢しずく」は昨年の1%から2.9%となった。

23年産は梅雨明け以降、北・東日本を中心に記録的な高温となり、農水省は高温耐性品種の拡大を進める必要があるとしている。今回の調査でも高温耐性品種への転換の動きが示された。次回以降の調査で現場ではどう対応を進めようとしているのか、より明確になることも考えられる。

経営安定のための取組み
調査では生産者の経営安定のためのJAの取組みを聞いた。

生産者の経営安定のためのJAの取り組み
JAの米実態調査 経営安定のための取り組み.jpg
取り組んでいる対策のうち全国集計でもっとも回答率が高かったのは「担い手向けの大型規格の取り扱い」で79%となった。北海道は57%、東日本は86%、西日本は75%、九州は81%といずれももっとも高い回答率だった。

次いで「多収品種の導入」60%、「畑作・園芸を含めた複合経営への取組み」55%、「共同利用施設の有効活用」54%、「国産化成肥料の銘柄の集約」50%となった。

地域別にみると北海道では「畑作・園芸を含めた複合経営への取組み」57%、「水稲除草剤の銘柄の集約」55%となっている。

東日本では「多収品種の導入」67%、「共同利用施設の有効活用」61%、西日本では「多収品種の導入」61%、「水稲除草剤の銘柄集約」と「国産化成肥料の銘柄集約」55%となっている。九州は「共同利用施設の有効活用」55%、「多収品種の導入」52%となった。

【PR】

RISOCARE リゾケア シンジェンタジャパン株式会社
RISOCARE リゾケア シンジェンタジャパン株式会社

重要な記事

241029・日本曹達 くん煙:右上長方形SP

最新の記事

DiSC:SP

みどり戦略

Z-GIS 右正方形2 SP 230630

注目のテーマ

注目のテーマ

JA共済連:SP

JA人事

JAバンク:SP

注目のタグ

topへ戻る