JA全農長野 24年産米の仮渡金(JA概算金)約3000~4000円上げる 新米キャンペーンも実施2024年10月2日
JA全農長野は、24年産米の仮渡金(JA概算金)を決めた。主要銘柄で昨年と比べ、60キロあたり3000~4000円程度引き上げた。
1等米・60キロで、「コシヒカリ」は1万6290円(前年比+3840円)、「あきたこまち」1万5870円(同+3840円)、「風さやか」1万5750円(同+4020円)とした。
9月30日に開いた運営委員会で決めた。これを受け各JAが、生産者にJAが払う生産者概算金を決める([クローズアップ]米の仮渡金(概算金)って何? 参照)。
担当者は「肥料や農薬などコストが上がるなか、来年以降も意欲をもって生産が続けられるよう概算金を引き上げた。原価割れした米価では米づくりが継続できないことを消費者にはご理解いただきたい。新米キャンペーンもしているので、応募して欲しい」と話している。
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