『伝統的酒造り』無形文化遺産へユネスコ「登録」勧告でコメント発表 日本酒造組合中央会2024年11月6日
全国約1600の酒類メーカーが所属する日本酒業界最大の団体である日本酒造組合中央会は、『伝統的酒造り』について国連教育科学文化機関(ユネスコ)評価機関が無形文化遺産への登録を勧告したことを受け、コメントを発表した。
日本酒造組合中央会は、「日本の伝統的なこうじ菌を使った酒造り技術の保存会」(登録無形文化財『伝統的酒造り』のわざの保持団体)および日本酒造杜氏組合連合会と協力し、「伝統的酒造り」についてユネスコの無形文化遺産代表一覧表への登録に向けた取り組みを行ってきた。
文化庁よると、このほど『伝統的酒造り』について無形文化遺産保護条約政府間委員会の評価機関から「記載」の勧告があり、ユネスコ無形文化遺産公式サイトで公表。登録の正式決定に向けて大きく前進した。
今後は勧告内容を踏まえ、12月2日~7日にアスンシオン(パラグアイ)で開かれる第19回政府間委員会において最終決定の見込み。登録が決定すれば国内23件目の登録となる。
この勧告を受け、日本酒造組合中央会は「2013年の『和食 日本人の伝統的な食文化』に続き、『伝統的酒造り』がユネスコ無形文化遺産として登録されることを期待している。こうじ菌をつかって醸される、日本酒、本格焼酎・泡盛、本みりんの技術と文化をしっかりと継承していくとともに、その魅力をさらに内外に広めていきたい」とコメントしている。
重要な記事
最新の記事
-
日本人と餅【酒井惇一・昔の農村・今の世の中】第331回2025年3月7日
-
【鈴木宣弘:食料・農業問題 本質と裏側】「コメ騒動」の原因と展望~再整理2025年3月7日
-
(425)世界の農業をめぐる大変化(過去60年)【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年3月7日
-
「とやまGAP推進大会」に関係者約70人が参加 JA全農とやま2025年3月7日
-
新潟県産チューリップ出荷最盛期を前に「目合わせ会」 JA全農にいがた2025年3月7日
-
新潟空港で春の花と「越後姫」の紹介展示 JA全農にいがた、新潟市2025年3月7日
-
第1回ひるがの高原だいこん杯 だいこんを使った簡単レシピコンテスト JA全農岐阜2025年3月7日
-
【スマート農業の風】(12)ドローン散布とデータ農業2025年3月7日
-
小麦ブランの成分 免疫に働きかける新機能を発見 農研機構×日清製粉2025年3月7日
-
フードロス削減へ 乾燥野菜「野菜を食べる」シリーズ発売 農業総研×NTTアグリ2025年3月7日
-
外食市場調査1月度市場規模は3066億円2019年比94.6% コロナ禍以降で最も回復2025年3月7日
-
45年超の長期連用試験から畑地土壌炭素貯留効果を解明 国際農研2025年3月7日
-
日本赤十字社のプロジェクト「ACTION!防災・減災」に参加 コープみらい2025年3月7日
-
健康増進へ野菜摂取レベルなど競う企業対抗企画 タキイ種苗が優勝2025年3月7日
-
フルーツピークス横浜ポルタ店2周年記念 いちごの超豪華パフェや感謝価格のタルト登場2025年3月7日
-
EVトラックの最適充電マネジメントシステムサービスを提供開始 グリーンコープ生協くまもと2025年3月7日
-
「金芽米」活用で市職員の花粉症予防・改善にチャレンジ 大阪・泉大津市2025年3月7日
-
台湾へのイチゴ輸出を本格化 JAかみましき2025年3月7日
-
道の駅「明治の森・黒磯」で「手塚さんちの長ねぎドレッシング」新発売2025年3月7日
-
鳥インフル 米デラウェア州からの生きた家きん、家きん肉等 輸入を一時停止 農水省2025年3月7日