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【年頭あいさつ 2025】雜賀慶二 東洋ライス 代表取締役2025年1月4日

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新年あけましておめでとうございます。
2025年もJAcom農業協同組合新聞をよろしくお願い申し上げます。
JAcomでは、農林水産大臣をはじめJAグループ全国連、農業関連団体のトップなどによる年頭のあいさつを順次掲載します。

雜賀慶二 東洋ライス 代表取締役雜賀慶二 
東洋ライス 代表取締役

謹んで新年のお慶びを申し上げます。

弊社が発起人となって設立した「医食同源米によって我が国の国難を解決するコンソーシアム」の活動は益々広がりを見せており、すでに全国各地の二二自治体の他、七百以上の『官・学・産・消』の団体及び個人の方による活動が行なわれており、和歌山市においては、二千人のシニアや、妊産婦に対して医食同源米の配布を行うなど、健康の社会実装化を進めております。また高肥満児の割合が多い沖縄県宮古島では医師会が中心となり産官学が協力して学校給食において医食同源米の継続摂取による効果検証が開始されました。更に大阪府泉大津市では医食同源米を食べた妊婦とその出産児の健康状態を調査し、その健康効果が近々公に発表される予定であります。

一方、我が国においては、昨年に引き続き今年以降も米価の高騰傾向が続くと予想され、そうなると米を供給する米穀企業は、製造時に発生する無駄を少しでも減らす事が必要になると考えます。そういった課題をいち早く解決したのが十年前に立ち上げた当社直営のりんくう超高効率精米工場であり、同工場では作業員は二人。消費電力は,一般社団法人日本精米工業会が公表している一般精米工場の40%。ロット切り替え時間を一般は25分のところを80秒以下に抑えるなど超高効率化を実現しております。さらに、ロス米の減少と、高歩留の金芽米により、高利益と省エネを実現。これら東洋の技術はようやく米穀業界にも知られ、関西の大手米穀企業様を始めとして業界内に広がり始めました。それにより,今後も弊社は儲かる精米工場によって、米穀業界に貢献して参りたいと考えております。いずれにしても、本年も弊社は独自の技術を通じて一層社会に高度の貢献を目指して参りますので、よろしくご指導、ご鞭撻の程、お願い申し上げます。

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