温暖化に負けない兵庫県新しいお米「コ・ノ・ホ・シ」2025年秋に誕生2025年2月5日
ひょうごの水稲オリジナル品種普及推進協議会は2月4日、夏の暑さに強く美味しい兵庫県の新しいお米「コ・ノ・ホ・シ」が2025年秋からの流通予定で誕生することを発表した。
「コ・ノ・ホ・シ」は、兵庫県とJAグループ兵庫がタッグを組み、2016年から兵庫県立農林水産技術総合センターで開発が始まった。異なる品種を組み合わせて新しい品種を作る「交配」、交配した品種を安定して生産するための「固定」、固定した品種の中から良いものを選び取る「選抜」のほか、複数回にわたる現地試験、食味評価を実施。開発から約10年を経て、約1万種の中から選ばれた。
「コ・ノ・ホ・シ」開発の背景には、「温暖化が進む兵庫県でも育てやすく美味しいお米を」「農家が自信を持って作れる高品質のお米を」「県民に安定して届けられるお米を」など開発者、生産者、販売者、消費者など、さまざまな人々の想いがあった。開発から食卓に並ぶまで、いくつもの物語が紡がれていく同プロジェクトは「ひょうご相思相米プロジェクト」と名づけられ、特設サイトで想いあふれる"相思相米な人々"を紹介している。
「コ・ノ・ホ・シ」は2025年、兵庫県下の播磨・神戸阪神・淡路地域で栽培をスタート。秋には県内量販店などで流通し、兵庫県民の食卓に並ぶ予定。
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(138)-改正食料・農業・農村基本法(24)-2025年4月19日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(55)【防除学習帖】第294回2025年4月19日
-
農薬の正しい使い方(28)【今さら聞けない営農情報】第294回2025年4月19日
-
若者たちのスタートアップ農園 "The Circle(ザ・サークル)"【イタリア通信】2025年4月19日
-
【特殊報】コムギ縞萎縮病 県内で数十年ぶりに確認 愛知県2025年4月18日
-
3月の米相対取引価格2万5876円 備蓄米放出で前月比609円下がる 小売価格への反映どこまで2025年4月18日
-
地方卸にも備蓄米届くよう 備蓄米販売ルール改定 農水省2025年4月18日
-
主食用МA米の拡大国産米に影響 閣議了解と整合せず 江藤農相2025年4月18日
-
米産業のイノベーション競う 石川の「ひゃくまん穀」、秋田の「サキホコレ」もPR お米未来展2025年4月18日
-
「5%の賃上げ」広がりどこまで 2025年春闘〝後半戦〟へ 農産物価格にも影響か2025年4月18日
-
(431)不安定化の波及効果【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年4月18日
-
JA全農えひめ 直販ショップで「えひめ100みかんいよかん混合」などの飲料や柑橘、「アスパラ」など販売2025年4月18日
-
商品の力で産地応援 「ニッポンエール」詰合せ JA全農2025年4月18日
-
JA共済アプリの新機能「かぞく共有」の提供を開始 もしもにそなえて家族に契約情報を共有できる JA共済連2025年4月18日
-
地元産小粒大豆を原料に 直営工場で風味豊かな「やさと納豆」生産 JAやさと2025年4月18日
-
冬に咲く可憐な「啓翁桜」 日本一の産地から JAやまがた2025年4月18日
-
農林中金が使⽤するメールシステムに不正アクセス 第三者によるサイバー攻撃2025年4月18日
-
農水省「地域の食品産業ビジネス創出プロジェクト事業」23日まで申請受付 船井総研2025年4月18日
-
日本初のバイオ炭カンファレンス「GLOBAL BIOCHAR EXCHANGE 2025」に協賛 兼松2025年4月18日
-
森林価値の最大化に貢献 ISFCに加盟 日本製紙2025年4月18日