埼玉県育成品種米「彩のきずな」食味ランキングで5年連続6度目「特A」評価2025年3月5日
埼玉県の育成品種「彩のきずな」(県西地区)が、2月28日に日本穀物検定協会が発表した「令和6年産米の食味ランキング」で最高ランクの「特A」評価を獲得。5年連続6度目の「特A」獲得となった。
2024年は、夏の猛暑やイネカメムシの被害で、米づくりにとって非常に厳しい年となったが、埼玉県の県育成品種「彩のきずな」(県西地区)が、最高ランクである「特A」評価を獲得した。
「彩のきずな」は、平成15年に埼玉県農業技術研究センター(当時 農林総合研究センター)で交配してから、9年の歳月をかけて育成し、平成26年に品種登録された。病害虫に強く、気温が高いと発生する白未熟粒の発生が少ない、暑さに強いことが特長。
埼玉県では、平成28年度から令和2年度まで「県産米「特A」プロジェクト推進事業」を実施。令和3年度からは「埼玉県うまい米づくり推進協議会」の事業として「特A」獲得に向けた美味しい米づくりに取り組んできた。
「米の食味ランキング」は、日本穀物検定協会が昭和46年産米から毎年実施。全国の主な産地品種について炊飯した白飯を実際に試食して評価する。白飯の「外観・香り・味・粘り・硬さ・総合評価」の6項目について、基準米(複数産地コシヒカリのブレンド米)と比較評価し、おおむね同等のものを「A'」、基準米よりも特に良好なものを「特A」、良好なものを「A」、やや劣るものを「B」、劣るものを「B'」として評価する。
「彩のきずな」の「特A」評価は、平成29年、令和2年、令和3年、令和4年、令和5年に次ぐ6度目。
重要な記事
最新の記事
-
3月の野菜生育状況と価格見通し きゅうり、なす、ピーマンは平年並みへ 農水省2025年3月5日
-
【機構改革】JA全農(4月1日付)2025年3月5日
-
民のかまど【小松泰信・地方の眼力】2025年3月5日
-
一括入札で単価抑える 学校給食への有機野菜導入で 一部報道が波紋2025年3月5日
-
ハウスキンカン出荷本格化 JA熊本うき2025年3月5日
-
「令和7年岩手県大船渡市における大規模火災」農業経営収入保険の支払い期限を延長 NOSAI全国連2025年3月5日
-
JAタウン「ローズポークおいしさまるごとキャンペーン」21日まで開催中2025年3月5日
-
医療研究に役立つ免疫不全ブタを小型化 広範な研究利用に期待 農研機構2025年3月5日
-
埼玉県育成品種米「彩のきずな」食味ランキングで5年連続6度目「特A」評価2025年3月5日
-
日本酒の未来語るシンポ 3月21日に開催 AgVenture Lab2025年3月5日
-
北海道十勝産ポップコーン TOHOシネマズ日本橋・六本木ヒルズで限定販売2025年3月5日
-
学生ビジネスプランコンテスト「JUMPVol.4」受賞チーム決定 AgVenture Lab2025年3月5日
-
常陸那珂事業所 新倉庫に着工 東洋埠頭2025年3月5日
-
直進アシスト機能搭載 乗用全自動野菜移植機「PW200Rシリーズ」発売 ヤンマーアグリ2025年3月5日
-
鳥インフル 米インディアナ州からの生きた家きん、家きん肉等 輸入を一時停止 農水省2025年3月5日
-
窒素に頼らず肥料コストを削減 青森県でセミナー開催 農機具王2025年3月5日
-
大阪で食を支える先進企業が集結「あぐりナビ就活FES.」新卒・中途同時開催2025年3月5日
-
子育て、農業、福祉など35団体へ2000万円を助成 パルシステムグループ2025年3月5日
-
高温ストレス下で植物の発芽を調節 タンパク質の活性化機構を解明 明治大2025年3月5日
-
ミルクチョコ柿の種やアーモンドなど5種「亀田の柿の種 トレイルミックス」発売2025年3月5日