米価下がる見通し 関係者の判断 大幅増 米穀機構調査2025年3月10日
米穀機構が3月7日に公表した米取引関係者の米の需給などについての見方をまとめた調査結果によると2月は主食用米の価格は今後下がるとの判断が大幅に増えた。
主食用米の需給動向についての現状判断DIは「89」で前月から2ポイントとや「やや増加」し、「需給が締まっている」との見方は依然強い。
一方、向こう3か月の見通し判断DIは72で前月から10ポイントの「大幅な減少」となった。
米価水準についての現状判断DIは95で前月より3ポイントと「やや増加」し米価水準が高いとの見方が続いている。
一方、向こう3か月の見通し判断は54と前月より23ポイントと「大幅に減少」した。米価の見通し判断DI値が50台となったのは昨年10月の「59」以来。
取引関係者が今回の判断でおもに考慮した要因は、「米穀の調達状況」が40%、次いで「国の政策」が28%だった。前回は7%に過ぎなかったことから、2月調査には2月14日に発表された政府備蓄米の放出を踏まえ、需給が緩和し米価が下がるとの見方が強まったようだ。
買い戻し条件付きの政府備蓄米の売り渡しの入札は3月10日から実施される。
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