1人当たり米の消費量 11か月連続で前年比増 2月は1.3%増 米穀機構調査2025年3月26日
米穀機構は3月25日、2月の米の消費動向調査結果を公表した。
2月の1人1か月当たりの精米消費量は、4696グラムで対前年同月比で1.3%増となった。同調査結果によると2023年12月から24年3月まで前年同月比でマイナスが続いたが、4月からプラスに転じ2月まで11か月連続で前年比増となっている。
2月の家庭内消費は同3.4%増となった。家庭内消費は昨年10月の前年比マイナスを除き、プラスとなっている。
一方、中食・外食での消費は24年1月から12月までの1年間で前年比2.2%増と堅調だったが、25年に入り1月は5.2%減、2月は3.0%減と減少傾向が続いている。
農林水産省が公表しているスーパーでの精米販売価格をみると、高い水準で推移しており、2月は5kg3600円を超え、3月24日公表のデータでは同4172円まで高騰している。
同調査結果によると精米販売価格が高騰しても消費量は減っていない。
同調査によると精米の購入・入手経路は「スーパー」が52.7%ともっとも多いが、次いで「家族・知人などから無償で入手」が14.7%、「インターネットショップ」が9.0%となっている。
3月も前年比増となれば2022年度以来の年度で前年比増となることが見込まれる。
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