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米卸の在庫 集荷業者外からの仕入れ増える 2月末2025年4月1日

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農水省は3月31日、毎月調査している米の集荷や販売、在庫などの2月末の状況を公表した。

調査対象は取扱量が年間500t以上の集荷業者と同4000t以上の卸売業者。これで民間の流通在庫の75%をカバーしている。

2月末現在の集荷業者の集荷数量は223.2万tで対前年同月で25.4万t減となった。昨年12月末は対前年同月で21万t減、1月末で23万t減だったため集荷数量の前年との差は拡大している。

契約数量は208.3万tで対前年同月で13.1万t減。1月末は同5.8万t減だったため、2月は契約の伸びが鈍化している。

販売数量は95.7万tで同4.3万t増となった。販売数量は増えているが、1月は対前年比で6.6万t増だったことに比べると販売数量の伸び方は鈍化した。

全国の民間在庫量は出荷段階で159万tで対前年同月で43万t減となっている。ただ、1月末の同48万t減にくらべると減少幅が5万t少なくなっている。

一方、販売段階の在庫は46万tと対前年同月で4万t増となっている。出荷段階の在庫は減少したものの、販売段階が増えたため民間在庫量は205万tとなった。対前年同月で39万t減。1月末の対前年差45万t減に比べれば減少幅は縮小したが、2月末の在庫量としては近年ではもっとも低い205万tで在庫率は30%。東日本大震災の影響で在庫が減少した2012年2月末の在庫率32%を下回っている。

2月末の米在庫量など

ただ、集荷業者段階では減っているものの、卸業者段階では昨年10月から前年比4~5万t増が続いている。

農水省が同日発表した生産者や小規模事業者に対して実施した米の流通・在庫調査によると、生産者から集荷業者以外の業者への出荷量や直接販売量が前年より44万t増加していると推計された。農水省は「卸業者の在庫が増えているのは、こうした集荷業者以外からの仕入れが増えているからではないか」とみる。

農水省は集荷業者以外の業者との取引では7万t程度が在庫となっていると推計している。流通自由化にともなって米の流通は複線化、多様化しているが、生産者からの直接販売や集荷業者以外の業者との取引は米は流通在庫とはならずに消費段階まで販売されるとみられていた。

ただ、今回の調査ではこうしたルートでも「米がないのではないかという不安感」(江藤農相)から新規参入者も含めて手元に積み増していった可能性もあり、調査結果は今後の在庫や需給見通しを考えるうえで「課題として浮かび上がっている」としている。

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