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備蓄米 流通円滑化へ入札資格検討 江藤農相2025年4月15日

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江藤拓農相は4月14日、米の卸と小売の業界団体と意見交換を行い、「米価の高止まり解消を」と備蓄米などの円滑な販売への協力を求めた。

米の卸・小売業者との意見交換会米の卸・小売業者との意見交換会

出席したのは全米販の組合員企業の卸売業者5社と小売業者7社。

江藤農相は米の流通状況について「極めてイレギュラーな状態」として国も異例の対応として備蓄米の放出をしており「安定供給を一日も早く取り戻した」と述べたうえ米価の「高止まりの解消」に協力を求めた。

出席者は、備蓄米の今後の継続的な販売を要望したが、備蓄米の販売状況について地域に偏りがあり、東日本に所在していた備蓄米を中心に放出されたことから、とくに西日本では流通までに時間がかかるとの見方が示された。

小売段階では大手の量販店には4月10日ごろに並んだものの、出席した小売業者から「早くても4月末。5月になってしまうかも」などとくに中小規模の業者からは、不満の声が挙がった。

江藤農相は15日の閣議後会見で「町の米屋さんも含めて均等に行き渡るよう工夫をしなければならない」と語った。

備蓄米の入札参加者は大手の集荷業者とされており、落札した集荷業者から卸に供給されている。この点について卸に対して売り渡すべきだとの指摘もあるが、出席した卸売業者からは直接に荷受けする作業が困難であることや、多数の卸が入札に参加すると価格高騰を招く懸念があるとして「適切ではない」と指摘した。

一方、集荷業者との取引のない卸業者は備蓄米の買い入れができない。今回の備蓄米放出では、スポット市場などへの転売を防止するため、卸業者から卸業者への玄米の販売はできないとした。

この問題については「集荷業者と付き合いのない卸にも備蓄米が行き渡るように集荷業者に指導するなりの工夫を」と改善を求める意見が出された。

また、米価について量販店関係者から「生産者にとって持続可能な価格水準を考えていくべきだ」との発言もあったという。

そのほか農水省に対して米の流通状況について「情報発信にさらに力を入れてほしい」との要望もあった。

交換会を受けて備蓄米を円滑に流通させるためのルール見直しなどについて江藤農相は具体的な言及は避けたが、入札資格審査を改めて実施することを示唆した。

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