全農 備蓄米 4月に5万5000t出荷2025年4月28日
JA全農は4月25日、政府備蓄米の販売状況を公表した。
全農は3月に実施された第1回と第2回入札で合計19万9270t落札し、全量を卸売業者と契約した。
このうち出荷済みの数量は4万7031tで24%となる。4月中は卸売業者から5万5101tの出荷依頼がある。
その後、5月から6月にかけて7万6571tの出荷依頼があり、合計で13万1672tとなっており、落札数量の66%まで出荷依頼がある。今後は卸売業者からの出荷依頼に応じて増加する可能性もある。
全農は出荷依頼に応じて、速やかな受け渡しに最大限努めているが、納品希望日が集中するなど、物理的に出荷対応が難しい場合は、販売先と協議のうえ出荷日を調整する場合もあるとしている。
全農によると全農から米卸売業者を通じて実需者に精米製品が納品されるまで2~3週間かかるという。現在は日量2000t~3000tの玄米を契約済みの卸売業者に配送している。
全農は3月に「政府備蓄米の買戻し条件付き売渡しに係る取扱指針」を策定、可能な限り早期に供給することと、販売は落札金額に必要経費のみを加えることなどを定めた。全農はこの指針に基づき、国産米の安定供給と生産者の継続的な稲作経営の確保に向け、今後も備蓄米を適切に取り扱うとしている。
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