米:年頭のあいさつ2021
【年頭あいさつ】米の生薬機能を核に持続可能な社会実現 東洋ライス株式会社 代表取締役社長 雜賀慶二2021年1月5日
代表取締役社長 雜賀慶二
謹んで新年のお慶びを申し上げます。
さて、昨年弊社は、かねてより進めていた我が国の医療費膨張と病人増加理由を解明し、更にそれを解決する対策を第61回日本食生活学会で発表しました。
ご存知の通り、我が国の医療費は年間40数兆円に達し、国の財政を圧迫しておりますが、この医療費は過去に遡るほど少なく、昭和30年頃にはほぼゼロでした。弊社はその原因は精米方法の変化によるものと仮説を立て、その当否を確かめる為に、金芽米や金芽ロウカット玄米といった糠の栄養成分を残したコメを発明し、弊社や、「わかやまヘルスケアプラットホーム」においてご協力いただいた数社の企業計600人以上(の社員達)で、長期間継続摂取したところ、いずれの企業の医療費も全国平均のほぼ半額にまで低減しました。コメを変えただけでこのように顕著な差となって表れたことは、糠には他の食品には無い人間の健康に不可欠な「未知の成分」が存在すると確信しております。
しかし、コメの消費量が減った現代では、金芽米を常食しても、必要量の栄養素を摂取できず医療費が半額する程度で完全とは言えません。そこで、玄米粒の「未知の成分」を含む栄養素が集中している箇所だけを抽出した「金芽米エキス」を開発しました。金芽米エキスはわずか3.5gで玄米ご飯5杯弱分の栄養素を摂取でき、医療費がほぼゼロだった頃の人々と同等量の未知の成分を含む糠の栄養素を摂取できます。昨年コロナ禍の中、弊社社員とその家族や、弊社の重要なお客様らを護ろうと、急遽発売前の金芽米エキスを特別に提供しましたが、中には思いがけなくも、これまでの西洋医学では治らなくて困っていたが改善したとの複数の方々からの思わぬご報告に接し、一層確信を深めました。
このコメの生薬機能によって人々の健康を取り戻すと共に、食料自給率の向上、休耕地の削減など、SDGsによる持続可能な社会の実現に向けて一層取り組む所存です。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
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