米:【農協協会・JAのコメ実態調査】
【農協協会・JAのコメ実態調査】水田での麦・大豆 作付け増の傾向2022年8月29日
(一社)農協協会が全国各地のJAの協力で実施している「JAの安心・安全な米づくりと防除対策について」の2022年度調査結果がこのほどまとまった。今回は麦・大豆の作付け動向をみる。
【大豆】
今回の調査では、2021年産の大豆の作付け面積は全国平均で311ha。平均単収は144kgとなった。22年は321ha、5年後の26年は331haと6.4%増の見込みとなった。
北海道は21年産は404ha、単収が220kgとなった。22年産では442ha、26年では457haまで拡大する見込みで5年後に13.1%増と大きく増える見込みとなった。
東日本では21年産は274ha、単収は152kgだった。22年産は285haとなり、26年産では298haに拡大する見込みで5年後に8.8%増の見込みとなった。
西日本では21年産は278ha、単収は125kgだった。22年産は280haとなり、26年産では286haに拡大する見込みで、5年後に2.9%増の見込みとなった。
九州では21年産は434ha、単収は108kgだった。22年産は435haとなり、26年産では447haに拡大する見込みで、5年後に3.0%増の見込みとなった。
いずれの地域でも増産に取り組む意向が示された。
【小麦】
21年産の小麦の作付け面積は全国平均で407ha、単収は330kgとなった。22年産は419haとなり、26年産では425haに拡大する見込みで、5年後に4.4%増の見込みとなった。
北海道は21年産は890ha、単収は394kgとなった。22年産は956haとなり、26年産では986haに拡大する見込みで、5年後に10.7%増と大きく増える見込みとなった。
東日本は21年産は221haで単収は282kgだった。22年産は227haとなり、26年産では232haに拡大する見込みで、5年後に5.0%増の見込みとなった。
西日本は21年産は384haで単収は292kgだった。22年産は382haとなり、26年産では390haと1.5%増と微増の見込みとなった。
九州は21年産は511haだった。22年産は518haとなり、26年産では523haへと拡大する。5年後に2.3%増となった。
地域で割合は違うものの、小麦も増産に取り組む意向が示されている。
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(123) -改正食料・農業・農村基本法(9)-2024年12月21日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践 (40) 【防除学習帖】第279回2024年12月21日
-
農薬の正しい使い方(13)【今さら聞けない営農情報】第279回2024年12月21日
-
【2024年を振り返る】揺れた国の基 食と農を憂う(2)あってはならぬ 米騒動 JA松本ハイランド組合長 田中均氏2024年12月20日
-
【2025年本紙新年号】石破総理インタビュー 元日に掲載 「どうする? この国の進路」2024年12月20日
-
24年産米 11月相対取引価格 60kg2万3961円 前年同月比+57%2024年12月20日
-
鳥インフルエンザ 鹿児島県で今シーズン国内15例目2024年12月20日
-
【浜矩子が斬る! 日本経済】「稼ぐ力」の本当の意味 「もうける」は後の方2024年12月20日
-
(415)年齢差の認識【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2024年12月20日
-
11月の消費者物価指数 生鮮食品の高騰続く2024年12月20日
-
鳥インフル 英サフォーク州からの生きた家きん、家きん肉等 輸入を一時停止 農水省2024年12月20日
-
カレーパン販売個数でギネス世界記録に挑戦 協同組合ネット北海道2024年12月20日
-
【農協時論】農協の責務―組合員の声拾う事業運営をぜひ 元JA富里市常務理事 仲野隆三氏2024年12月20日
-
農林中金がバローホールディングスとポジティブ・インパクト・ファイナンスの契約締結2024年12月20日
-
「全農みんなの子ども料理教室」目黒区で開催 JA全農2024年12月20日
-
国際協同組合年目前 生協コラボInstagramキャンペーン開始 パルシステム神奈川2024年12月20日
-
「防災・災害に関する全国都道府県別意識調査2024」こくみん共済 coop〈全労済〉2024年12月20日
-
もったいないから生まれた「本鶏だし」発売から7か月で販売数2万8000パック突破 エスビー食品2024年12月20日
-
800m離れた場所の温度がわかる 中継機能搭載「ワイヤレス温度計」発売 シンワ測定2024年12月20日
-
「キユーピーパスタソース総選挙」1位は「あえるパスタソース たらこ」2024年12月20日