米:農協協会 JAの米実態調査 22年産米
【農協協会 JAの米実態調査 22年産米・1】JAの集荷率55% 担い手集積率48%2023年9月5日
(一社)農協協会が全国各地のJAの協力で実施している「JAの安心・安全な米づくりと防除対策について」の2023年度(2022年産米)調査結果がこのほどまとまった。主要な集計結果を紹介する。
回答があった467JAの2022年度の管内水田面積の全国平均は、3443haとなった。地域別では北海道2845ha、東日本4635ha、西日本2488ha、九州2658haだった。
22年産米作況指数の回答を集計したところ、北海道は「106」、東日本は「99」、西日本は「100」、九州は「98」となり、全国では「100」となった。
JAの米集荷率は全国平均で55%と前年調査より2%、わずかに増えた。北海道は81%、東日本は61%、西日本は40%、九州が51%だった。
この調査では担い手への水田面積の集積率を聞いている。
北海道は68%、東日本は44%、西日本は32%、九州は34%で全国平均は41%に留まった。政府は2023年度までに担い手への農地集積率を8割とする目標を掲げているが、調査結果からは現場の実態とかけ離れていることがうかがえる。
また、5年後の27年度の見込みも聞いているが、北海道は69%、東日本は52%、西日本は39%、九州は40%。全国平均値は48%だった。
重要な記事
最新の記事
-
【特殊報】モモほ場で「モモ果実赤点病」県内で初めて確認 愛知県2024年12月27日
-
【特殊報】ブドウにシタベニハゴロモ 県内の果樹園地で初めて確認 富山県2024年12月27日
-
【注意報】かぼちゃにアブラムシ類 八重山地域で多発 沖縄県2024年12月27日
-
米輸入めぐるウルグアイ・ラウンド(UR)交渉 過度な秘密主義に閣僚も「恥」 1993年外交文書公開2024年12月27日
-
1月の野菜生育状況 さといも以外の価格 平年を上回る見込み 農水省2024年12月27日
-
(416)「温故知新」【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2024年12月27日
-
東京23区の12月の消費者物価 生鮮食品の前年同月比は2桁増2024年12月27日
-
JA全農あきたがスマート農業研修会 農機・担い手合同は初2024年12月27日
-
【農協時論】石破新政権へ期待と懸念 地方創生自任し民主的な議論を 今尾和實・協同組合懇話会代表委員2024年12月27日
-
ブランドかんきつ「大将季」登場 銀座三越で「鹿児島の実り」開催 JA全農2024年12月27日
-
「鹿児島県産 和牛とお米のフェア」東京・大阪の飲食店舗で開催 JA全農2024年12月27日
-
【世界の食料・協同組合は今】化石補助金に対する問題意識(1)循環型社会 日本が先導を 農中総研・藤島義之氏2024年12月27日
-
【世界の食料・協同組合は今】化石補助金に対する問題意識(2)化石資源補助削減が急務に 農中総研・藤島義之氏2024年12月27日
-
【人事異動】日本農産工業(2025年4月1日付)2024年12月27日
-
TNFDを始める企業必見 農林中金・農中総研と共同セミナー開催 八千代エンジニヤリング2024年12月27日
-
「産直白書2024年版」刊行 記録的な猛暑で農業の難しさが顕著に 農業総研2024年12月27日
-
農林中金 医療メーカーのニプロとソーシャル・ローン契約 10団体とシンジケート団2024年12月27日
-
協同組合振興研究議員連盟に国会決議を要請 IYC全国実行委員会2024年12月27日
-
2025国際協同組合年全国実行委員会がSNSで情報発信2024年12月27日
-
インターナルカーボンプライシング導入 井関農機2024年12月27日