WCS用稲増える 24年産飼肥料作物栽培面積2013年2月4日
農水省は1月29日、平成24年産飼肥料作物の作付(栽培)面積の調査結果を発表した。
飼肥料作物の作付(栽培)面積は102万9000haで前年に比べて1000ha減、うち飼料用は93万1600haで同1400ha減と、ともにほぼ前年並みだった。
ほ場別では、田での作付が19万3800haで前年に比べて5200ha(3%)増えた一方、畑での作付は83万4700haで同6200ha(1%)減った。
飼料用作付面積の作物別では、牧草が75万800haで同4300ha(1%)減、青刈りトウモロコシが9万2000haで200ha減とほぼ前年並み。稲、ヒエ、大豆などのその他青刈り作物は2万7700haで、同2800ha(11%)増となったが、これはWCS(ホールクロップサイレージ)用稲の作付が増えたため。神奈川、福井、徳島、沖縄を除いて全国で前年を上回る作付があった。WCS用稲への転換をうけて、ソルゴーは1万7000haで同600ha(3%)減だった。
(関連記事)
・JA全農、ブラジルの農協組織と提携強化 (2013.01.30)
・補給金単価などすべて引き上げ 平成25年度畜産物価格と関連対策 (2013.01.28)
・計画生産の徹底と需要に応じた作付けを推進 25年産水田農業でJAグループが方針決める (2013.01.18)
・【JA全農畜産事業部特集】 ルポ・畜産農家支援の最前線 JA全農家畜衛生研究所 (2012.12.27)
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(130)-改正食料・農業・農村基本法(16)-2025年2月22日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(47)【防除学習帖】第286回2025年2月22日
-
農薬の正しい使い方(20)【今さら聞けない営農情報】第286回2025年2月22日
-
全76レシピ『JA全農さんと考えた 地味弁』宝島社から25日発売2025年2月21日
-
【人事異動】農林中央金庫(4月1日付)2025年2月21日
-
農林中金 新理事長に北林氏 4月1日新体制2025年2月21日
-
大分いちご果実品評会・即売会開催 大分県いちご販売強化対策協議会2025年2月21日
-
大分県内の大型量販店で「甘太くんロードショー」開催 JAおおいた2025年2月21日
-
JAいわて平泉産「いちごフェア」を開催 みのるダイニング2025年2月21日
-
JA新いわて産「寒じめほうれんそう」予約受付中 JAタウン「いわて純情セレクト」2025年2月21日
-
「あきたフレッシュ大使」募集中! あきた園芸戦略対策協議会2025年2月21日
-
「eat AKITA プロジェクト」キックオフイベントを開催 JA全農あきた2025年2月21日
-
【人事異動】農林中央金庫(4月1日付、6月26日付)2025年2月21日
-
農業の構造改革に貢献できる組織に 江藤農相が農中に期待2025年2月21日
-
米の過去最高値 目詰まりの証左 米自体は間違いなくある 江藤農相2025年2月21日
-
【鈴木宣弘:食料・農業問題 本質と裏側】有明海漁業の危機~既存漁家の排除ありき2025年2月21日
-
村・町に続く中小都市そして大都市の過疎(?)化【酒井惇一・昔の農村・今の世の中】第329回2025年2月21日
-
(423)訪日外国人の行動とコメ【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年2月21日
-
【次期酪肉近論議】畜産部会、飼料自給へ 課題噴出戸数減で経営安定対策も不十分2025年2月21日
-
「消えた米21万トン」どこに フリマへの出品も物議 備蓄米放出で米価は2025年2月21日