「食肉大好き人間に育って」食肉学校入学式2013年4月15日
食肉についてのあらゆる知識や技術の習得をめざす全国食肉学校は4月10日、平成25年度の入学式を行った。今年度は第49期総合養成科に27人(1年コース15人、前期コース12人)、第24期食肉販売科に28人の計55人が入学した。
同校の山中暁学校長は、食肉産業の従事者は「家畜の命を引き継ぎ、食肉へと変える大事な役割を担っている」として、その使命を達成するためには技術と知識が不可欠だと強調。入学生らに対し、「社会や企業は、修得した技術と知識をいかんなく発揮し、変革、創意工夫、知恵を出し食肉文化を創造する意志を持った人を望んでいる。本校で食肉を取扱う人としての心構えと、食肉への情熱を育くみ、食肉大好き人間として成長し、食肉文化の創造者をめざしてほしい」と激励した。
入学生代表として、総合養成科の高橋秀和さん(愛知県)が、「知力、気力、体力を養いながら食肉の実践的な技術と専門知識の習得に努めたい。食肉を通じ、豊かな食生活と食文化の発展に全力で挑戦できる人材になりたい」と誓いの言葉を述べた。
(写真)
山中学校長(左)と握手する高橋さん
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