畜産農家へ応援メッセージ、9000通超す2013年5月16日
JAグループは日本の畜産・酪農への理解を広め、国産農畜産物の消費を拡大するため2月末から1か月間「がんばろう! 日本の畜産・酪農 応援キャンペーン」を実施。消費者から生産者への応援メッセージを募集した。JA全中のまとめでは9917通のメッセージが寄せられた。
キャンペーン期間中は、畜産農家・酪農家の取り組みを紹介したチラシをイベントで配布し、ホームページにも掲載した。寄せられた応援メッセージの一部は全中ホームページでも公開している。メッセージの一部は以下のとおり。
○「子どもの成長にお肉は欠かせない。厳しい基準で定められた安全な餌を食べて、暑さ対策など家畜が快適に育つように手間と愛情をかけて丁寧に育てられた牛や豚なら安心して子どもに与えられます」(30代女性)
○「子どもたちには安全でおいしい国産のものも食べさせたいと思い、金額より産地を優先させています。今は景気低迷で安いものへみんな手を出してしまいがちですが、安さより安全さを優先させたいと思っています」(30代女性)
○「今回のキャンペーンで、畜産・酪農家の皆様が厳しい管理基準を守り、家畜が病気にならないような飼養管理のもと、安心・安全な飼料を与えて365日愛情を込めて大切に育てている姿勢に頭が下がりました」(30代女性)
○「TPP交渉参加について盛んに議論されていますが、消費者には、値段だけでなく、安心も買うという観点も見逃さないで欲しいものです。ぜひ、これからも良いものを作り続けてください」(50代女性)
○「将来、家庭を持ったときに子どもには国産の食材を食べさせてあげたい。おいしさはもちろん、国産の畜産物の高い安全性が家族の笑顔を生み出すと思っています。これを機に畜産・酪農に関心を深め、もりもり食べて応援していこうと思います」(10代女性)
○「生産者の苦労を思いながら、国産だから安心して牛肉、豚肉を食べています。家族みんなで毎日もう1杯多く牛乳を飲み、健康と酪農の未来を支えます」(60代男性)。
○「スーパーに買い物にいくたび『こんなに安くてよいのだろうか』と心配になります。日本は土地が狭かったり、エサとなる穀物の価格が高かったり、決して良い条件だとは言えません。生産者が幸せでないと『安心・安全な食べもの』を私たちは食べられません」(50代女性)
(関連記事)
・「29日は肉の日」に3000人集う JA全農(2013.05.09)
・国産畜産物志向増える JC総研の消費者調査(2013.04.04)
・29日は肉の日 JA全農山形が山形牛をPR(2013.04.01)
・「29日は肉の日」を強力にアピール 国産畜産物の販売力強化対策(2012.12.25)
・【インタビュー】JA全農ミートフーズ(株)木村敬・代表取締役社長 消費者と畜産農家の懸け橋として(2012.12.05)
重要な記事
最新の記事
-
【特殊報】ホウレンソウにクロテンコナカイガラムシ 県内で初めて確認 神奈川県2024年12月23日
-
【注意報】カンキツ類にミカンナガタマムシ 県内全域で多発 神奈川県2024年12月23日
-
24年産新米、手堅い売れ行き 中食・外食も好調 スーパーは売り場づくりに苦労も2024年12月23日
-
「両正条植え」、「アイガモロボ」 2024農業技術10大ニュース(トピック1~5) 農水省2024年12月23日
-
多収米でコメの安定生産・供給体制を 業務用米セミナー&交流会 農水省補助事業でグレイン・エス・ピー ①2024年12月23日
-
多収米でコメの安定生産・供給体制を 業務用米セミナー&交流会 農水省補助事業でグレイン・エス・ピー ②2024年12月23日
-
香港向け家きん由来製品 島根県、新潟県、香川県からの輸出再開 農水省2024年12月23日
-
農泊 食文化海外発信地域「SAVOR JAPAN」長野、山梨の2地域を認定 農水省2024年12月23日
-
鳥インフル 米アイダホ州、ネブラスカ州からの生きた家きん、家きん肉等 輸入を一時停止 農水省2024年12月23日
-
農林中金 当座預金口座規定を改正2024年12月23日
-
農林中金 変動金利定期預金と譲渡性預金の取り扱い終了2024年12月23日
-
「JA全農チビリンピック2024」小学生カーリング日本一は「札幌CA」2024年12月23日
-
秋元真夏の「ゆるふわたいむ」栃木県で三ツ星いちご「スカイベリー」を収穫 JAタウン2024年12月23日
-
秋元真夏の「ゆるふわたいむ」大分県で「地獄めぐり」満喫 JAタウン2024年12月23日
-
「全農親子料理教室」横浜で開催 国産農畜産物で冬の料理作り JA全農2024年12月23日
-
「愛知のうずら」食べて応援「あいちゴコロ」で販売中 JAタウン2024年12月23日
-
Dow Jones Sustainability Asia Pacific Indexの構成銘柄7年連続で選定 日産化学2024年12月23日
-
「東北地域タマネギ栽培セミナー2025」1月に開催 農研機構2024年12月23日
-
NTTグループの開発した農業用国産ドローンの取り扱い開始 井関農機2024年12月23日
-
北海道立北の森づくり専門学院 令和7年度の生徒を募集2024年12月23日