都府県の生乳生産コスト、1頭あたり89万円2013年7月5日
一般社団法人Jミルクは7月1日、平成25年度の都府県の生乳生産コストの推計を公表した。
円安の進行により、輸入飼料価格が高騰し、畜産・酪農経営には大きな打撃となっている。
今回、Jミルクが行った推計は、酪農で生産費のほぼ半分を占める流通飼料費のみを直近の価格に置き換え、それ以外の費目については24年度と同水準とした。
その結果、子牛などの副産物価格を差し引き、利子・地代などを加えた全参入生産費は、搾乳牛1頭あたり88万6000円となり、直近10年でもっとも高かった24年度を6.2%上回り過去最高となった。この数値は、平成16年度に比べて2割以上高く、22年度以来3年連続で前年度比増となった。
このうち流通飼料費は43万2000円で、24年度に比べて13.7%増と大幅にあがっている。
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