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肉用牛は回復 公庫が農業経営分析2013年11月13日

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 日本公庫は融資先農業経営を対象にした平成24年の農業経営動向分析結果を11月1日に発表した。対象は8174経営。

 稲作は24年産米の作柄が良好だったことに加え、端境期の前年産在庫水準が低かったことや震災影響を懸念した集荷競争があったことから上昇し、個人、法人ともに増収増益となった。
 北海道の畑作は小麦、大豆、バレイショ、テンサイの収穫量が増加したことから個人、法人ともに増収増益となった。
 果樹ではミカンが裏作で価格が上昇、リンゴは不作だった前年産にくらべ収穫量が増加したことから個人、法人とも増収増益となった。
 一方、北海道の露地野菜では主力のタマネギ、バレイショが豊作で価格が軟調に推移し減収減益となった。
 畜産部門では、肉用牛が原発事故影響による消費減退などから価格が急落した前年にくらべ、回復傾向で推移、個人、法人ともに増収増益となった。
 一方、酪農は総合乳価はほぼ前年並みで推移したが、配合飼料価格が高騰し都府県で減益となった。採卵鶏は震災後の品薄感で一時高騰した前年にくらべ卵価は軟調に推移し、配合飼料価格が高騰した影響で大幅な減益となった。


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