全国食肉学校、創立40周年2013年11月29日
公益社団法人全国食肉学校は11月28日、群馬県高崎市で創立40周年の記念式典を開いた。同校は昭和49年に開校し、今日までに2200人余りが卒業・修了し、日本の食肉業界のリーダーを輩出している。JA全農などの出資各団体や提携研修企業、同窓生などが出席し、40周年を祝った。
式典では同校の長岡武理事長(JA全農経営管理委員会副会長)が、「創立40周年を契機に、今一度創立の原点に立ち帰り、食肉の処理、加工、製造、調理および販売に関する技能者の養成はもとより、6次産業化をめざす生産者や消費者のみなさまにお役に立てる学校になることを誓います」とあいさつ。
また徳永克弘学校長は「よりいっそうの皆様の負託に応えられるよう、知恵を出し、汗をかき、そして熱い情熱をもって教育事業に取り組むことをお約束します」と、決意を述べた。
同校は、[1]心豊かな人間形成[2]産学協同による実践教育、を経営理念とし、「我が国の豊かな食生活と食文化の創造者養成」を目標に昭和48年に創立され、翌年開校。全寮制の最長1年の教育訓練、企業とタイアップした教育研修、3?7カ月の通信教育、それに資格認証など幅広い教育・研修事業を行っている。
開校以来の卒業・修了生は群馬県の173人をトップに、全国で2253人に及ぶ。また教育研修事業では、この10年間で2000人を超える受講者があり、企業提携研修会は年間30社と60回ほど開催。さらに食肉流通実践、食肉限界計数管理、食肉関連法規の3コースからなる通信教育事業の受講者は、同じくこの10年で4200人を超える。
(写真)
上:開校40周年を祝った一般社団法人全国食肉学校の記念式典
下:祝賀会であいさつする長岡理事長
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