フィリピンへの牛肉輸出解禁2014年3月12日
3月11日付で日本からフィリピンへの牛肉の輸出が解禁された。
農水・厚労省はフィリピン政府と2003年から、日本からの牛肉輸出を解禁するための検疫協議をすすめてきたが、このたびこの協議がすべて終了し、輸出が認められることになった。
主な輸出条件は▽特定危険部位(SRM)を含まないこと▽ピッシングや圧縮空気もしくはガスを頭蓋腔に注入する機器を用いたスタンニングを行わない▽フィリピン向け輸出施設で処理される▽月齢制限なし、など。
今後は地方自治体、動物検疫所で輸出に必要な衛生証明書の発行を開始する。
フィリピン向けの輸出施設は以下の通り。
▽飛騨食肉センター・飛騨ミート農業協同組合連合会(岐阜)
▽滋賀食肉センター
▽(株)ミヤチク都農工場(宮崎)
▽南九州畜産興業(株)(鹿児島)
▽(株)阿久根食肉流通センター/スターゼンミートプロセッサー(株)阿久根工場(鹿児島)
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