豚、牛とも対平年比で高値 2月の食肉流通統計2014年4月3日
農水省は3月31日、平成26年2月分の食肉流通統計を発表した。豚、牛とも卸売価格は前月に引き続き、前年同月比で1割以上高い価格となっている。
【豚】
と畜頭数は134万1188頭で前年同月に比べて0.3%増えた。前月比では7.8%減だった。
枝肉の生産量は10万4881tで前年同月比0.6%増、前月比8.8%減だった。
主要卸売市場(※)の取引頭数は7万2355頭で前年同月比2%増、前月比1.8%減だった。1kgあたりの卸売価格は全国平均が463円で前年同月に比べて17.2%高く、対平年比でも6.6%高い。東京は469円で前年同月比13%高く、大阪では505円で同22.3%高かった。
【牛】
と畜頭数は8万5524頭で前年同月に比べて1.9%減、前月比で0.7%減だった。
枝肉生産量は3万7171tで前年同月比1%減、前月比0.2%増だった。
主要卸売市場での取引頭数は4255頭で前年同月比2.4%減、前月比3.9%増だった。1kgあたり卸売価格は全国平均で1110円と、前年同月比10.9%高いが、前月比では1.1%下落した。対平年比では13.7%高い。東京での価格は1128円で前年同月比11%高く、大阪は1188円で同5.6%高かった。
(※ 主要卸売市場とは、全国の10中央卸売市場と18指定市場を指す)
(関連記事)
・畜産経営の管理技術 8事例が受賞(2014.04.01)
・飼料用米で育てた畜産物 9割が購入希望(2014.03.31)
・飼料用米の検査規格を了承 農産物検査規格(2014.03.31)
・農業の景況DI低下 日本政策金融公庫(2014.03.17)
・成牛枝肉価格、平年比15%高 1月の食肉流通(2014.03.03)
重要な記事
最新の記事
-
第66回全国家の光大会 志村源太郎記念賞に川瀬さん(JAありだ) 全中会長賞にJA晴れの国岡山の福原さん2025年2月13日
-
地元の米240キロ、こども食堂などに寄贈 JA古川2025年2月13日
-
フラワーバレンタイン〜男性から女性に花を贈る2月14日~【花づくりの現場から 宇田明】第53回2025年2月13日
-
続・「もうだめなようだ」【酒井惇一・昔の農村・今の世の中】第328回2025年2月13日
-
JAタウンで「サンキュー!キャンペーン」対象商品20%OFF クーポンプレゼントも JA全農兵庫2025年2月13日
-
優勝賞品は米1俵「北海道米そり選手権2025」ホクレン サステナカップ開催2025年2月13日
-
【監査役設置会社移行後の役員人事】アグロ カネショウ株式会社(3月26日付)2025年2月13日
-
鳥インフル 米カンザス州からの生きた家きん、家きん肉等 輸入を一時停止 農水省2025年2月13日
-
鳥インフル 英マージサイド州、チェシャー州からの生きた家きん、家きん肉等 輸入を一時停止 農水省2025年2月13日
-
「日本雑穀アワード2025」一般食品とデイリー食品部門のエントリー受付2025年2月13日
-
【役員人事】多木化学(3月27日付予定)2025年2月13日
-
【役員人事】ヤマハ発動機 新社長に設楽元文氏(3月25日付)2025年2月13日
-
「備蓄米放出」とは? 政府備蓄米放出に関する記事まとめ2025年2月13日
-
米×ミルク「自然派Style」からお米のパフ菓子が新登場 コープ自然派2025年2月13日
-
売上高30.7%増 2025年3月期第3四半期決算 ヤマタネ2025年2月13日
-
売上高5.0%増 2025年3月期第3四半期決算 明治ホールディングス2025年2月13日
-
低誘電有機絶縁樹脂「スネクトン」を上市 デンカ2025年2月13日
-
線虫が昆虫を殺生する新たな手法を発見 生物防除資材の開発に期待 森林総合研究所2025年2月13日
-
新規殺菌剤有効成分「アプティレル」含有 農薬登録取得 三井化学クロップ&ライフソリューション2025年2月13日
-
住友化学園芸の全株式を大日本除虫菊へ譲渡 住友化学2025年2月13日