25年度生乳生産量、2.1%減 農水省統計2014年4月28日
農水省は4月25日、平成26年3月分の牛乳乳製品統計を公表した。
生乳生産量は64万3041tで、前年同月に比べ3.2%減で、10カ月連続で前年同月を下回った。25年4月から26年3月までの年度累計では、744万7032tとなり、前年比2.1%減だった。
3月の牛乳生産量は23万9058klで、前年同月に比べ0.5%減だった。年度累計では、302万6207klで、前年比0.7%減だった。このうち、業務用は28万9939klで同0.4%増だったが、学校給食用は36万8911klで同0.9%減だった。そのほか乳製品などの年度累計の生産量は、加工乳・成分調整牛乳が47万5665klで同4.8%減、乳酸菌飲料が15万2052klで同6.4%減だったが、乳飲料は136万6061klで同1.5%増、はっ酵乳は100万5659klで同1.8%増と前年を上回った。
3月末時点での在庫量は、全粉乳が2771tで前年同月に比べて26.6%減、脱脂粉乳が4万264tで同18.6%減、バターが1万7317tで同26.2%減だった。
(関連記事)
・学校給食で牛乳中止 日本栄養士会が反論(2014.04.25)
・5月31日 牛乳と食文化を考えるフォーラム(2014.04.23)
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