肉牛農家、3800戸減少 畜産統計2014年7月11日
農林水産省は7月1日に今年2月1日現在の畜産統計を公表した。肉用牛の飼養戸数が前年にくらべて3800戸も減少するなど、畜産農家は減少している。
肉用牛の飼養戸数は5万7500戸で廃業などで前年より3800戸(6.8%)減少した。飼養頭数は256万7000頭。前年より7万5000頭(2.8%)減少した。1戸あたりの飼養頭数は44.6頭。前年にくらべ1.5頭増加した。平成17年時点の飼養戸数は8万9600戸、飼養頭数は274万頭だった。
乳用牛の飼養戸数は1万8600戸で前年より800戸(4.1%)減少した。飼養頭数は139万5000頭。2万8000頭(2.0%)の減。1戸あたりの飼養頭数は75.0頭で1.6頭増加した。平成17年時点飼養戸数は2万7700戸、飼養頭数は165万頭だった。
豚の飼養戸数は5270戸で前年にくらべて300戸(5.4%)減少した。飼養頭数は953万7000頭。14万8000頭(1.5%)減少した。1戸あたりの飼養頭数は1809.7頭で前年にくらべて70.9頭増加した。平成18年時点の飼養戸数は7800戸、飼養頭数は962万頭だった。
採卵鶏の飼養戸数は2560戸で前年より90戸(3.4%)減少した。飼養羽数は1億7234万9000羽。前年にくらべて11万1000羽(1.0%)増加した。1戸あたりの成鶏めす飼養羽数は5万2200羽で前年にくらべて2000羽増加した。平成18年時点の飼養戸数は3600戸。飼養羽数は1億7600万羽だった。 ブロイラーの飼養戸数は2380戸で前年より40戸(1.7%)減少した。飼養羽数は1億3574万7000羽。前年にくらべて412万3000羽(3.1%)増加した。1戸あたり飼養羽数は5万7000羽で前年より2600羽増加した。
(関連記事)
・自立・安定経営へ懸命 農業法人実態調査(2014.06.09)
・【時の人 話題の組織】萬代宣雄・JA島根中央会会長 いま、なぜ1県1JAなのか?(2014.05.09)
・迫力欠く今年の白書 激動の時こそ 着実な分析を 田代洋一・大妻女子大学教授(2014.06.20)
・【クローズアップ農政】TPPとプレTPP 交渉先取りする国内改革 醍醐聡・東京大学名誉教授インタビュー(2014.06.11)
・(85)「和食」の現実から食料政策を考える(2014.06.06)
重要な記事
最新の記事
-
【注意報】水稲に斑点米カメムシ類 県内全域で多発のおそれ 高知県2024年7月16日
-
【注意報】イネカメムシ 県内全域で多発のおそれ 鳥取県2024年7月16日
-
30年目を迎えたパルシステムの予約登録米【熊野孝文・米マーケット情報】2024年7月16日
-
JA全農、ジェトロ、JFOODOが連携協定 日本産農畜産物の輸出拡大を推進2024年7月16日
-
「雨にも負けず塩にも負けず」環境変動に強いイネを開発 島根大学・赤間一仁教授インタビュー2024年7月16日
-
藤原紀香がMC 新番組「紀香とゆる飲み」YouTubeで配信開始 JAタウン2024年7月16日
-
身の回りの国産大豆商品に注目「国産大豆商品発見コンクール」開催 JA全農2024年7月16日
-
秋元真夏の「ゆるふわたいむ」鹿児島県で黒酢料理を堪能 JAタウン2024年7月16日
-
【役員人事】ジェイエイフーズおおいた(6月25日付)2024年7月16日
-
【人事異動】ジェイエイフーズおおいた(4月1日付)2024年7月16日
-
日清食品とJA全農「サプライチェーンイノベーション大賞」で優秀賞2024年7月16日
-
自然派Style ミルクの味わいがひろがる「にくきゅうアイスバー」新登場 コープ自然派2024年7月16日
-
熊本県にコメリパワー「山鹿店」28日に新規開店2024年7月16日
-
「いわて農業未来プロジェクト」岩手県産ブランドキャベツ「いわて春みどり」を支援開始2024年7月16日
-
北海道で農業×アルバイト×観光「農WORK(ノウワク)トリップ」開設2024年7月16日
-
水田用除草ロボット「SV01-2025」受注開始 ソルトフラッツ2024年7月16日
-
元気な地域づくりを目指す団体を資金面で応援 助成総額400万円 パルシステム神奈川2024年7月16日
-
環境と未来を学べる体験型イベント 小平と池袋で開催 生活クラブ2024年7月16日
-
ポーランドからの家きん肉等の一時輸入停止を解除 農水省2024年7月16日
-
JAタウンのショップ「ホクレン」北海道産メロンが当たる「野菜BOX」発売2024年7月16日