ポーランド産牛肉輸入再開へ 厚労省2014年8月4日
厚生労働省は8月1日、ポーランド産牛肉の輸入を再開すると発表した。
ポーランド産牛肉は同国がBSE発生国であることから平成14年から輸入が禁止されていたが、輸入再開に向けて25年4月、食品安全委員会に輸入条件を諮問した。その後の検討を経て今年4月に食品健康影響評価結果を通知した。
これに基づき厚労省はポーランド政府との協議や現地調査などを行い、対日輸出条件を遵守する体制が確認されたことから輸入を再開することにしたもの。
対日輸出条件は、
▽月齢制限は30か月齢以下
▽特定危険部位(SRM)の範囲は、月齢が30か月以下であることを前提に、
▽扁桃と回腸遠位部
とした。
米国、カナダ、フランス、アイルランドも同じ条件となっている。
(関連記事)
・モンゴルとのEPA 大筋合意(2014.07.23)
・TPP効果による酪農崩壊の危機(2014.06.30)
・迫力欠く今年の白書 激動の時こそ 着実な分析を 田代洋一・大妻女子大学教授(2014.06.20)
・【緊急寄稿】どう捉えるか、日豪EPA大筋合意 鈴木宣弘・東京大学教授(2014.04.10)
・日豪EPAで崖っぷちに立つ牛肉(2014.04.07)
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(138)-改正食料・農業・農村基本法(24)-2025年4月19日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(55)【防除学習帖】第294回2025年4月19日
-
農薬の正しい使い方(28)【今さら聞けない営農情報】第294回2025年4月19日
-
若者たちのスタートアップ農園 "The Circle(ザ・サークル)"【イタリア通信】2025年4月19日
-
【特殊報】コムギ縞萎縮病 県内で数十年ぶりに確認 愛知県2025年4月18日
-
3月の米相対取引価格2万5876円 備蓄米放出で前月比609円下がる 小売価格への反映どこまで2025年4月18日
-
地方卸にも備蓄米届くよう 備蓄米販売ルール改定 農水省2025年4月18日
-
主食用МA米の拡大国産米に影響 閣議了解と整合せず 江藤農相2025年4月18日
-
米産業のイノベーション競う 石川の「ひゃくまん穀」、秋田の「サキホコレ」もPR お米未来展2025年4月18日
-
「5%の賃上げ」広がりどこまで 2025年春闘〝後半戦〟へ 農産物価格にも影響か2025年4月18日
-
(431)不安定化の波及効果【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年4月18日
-
JA全農えひめ 直販ショップで「えひめ100みかんいよかん混合」などの飲料や柑橘、「アスパラ」など販売2025年4月18日
-
商品の力で産地応援 「ニッポンエール」詰合せ JA全農2025年4月18日
-
JA共済アプリの新機能「かぞく共有」の提供を開始 もしもにそなえて家族に契約情報を共有できる JA共済連2025年4月18日
-
地元産小粒大豆を原料に 直営工場で風味豊かな「やさと納豆」生産 JAやさと2025年4月18日
-
冬に咲く可憐な「啓翁桜」 日本一の産地から JAやまがた2025年4月18日
-
農林中金が使⽤するメールシステムに不正アクセス 第三者によるサイバー攻撃2025年4月18日
-
農水省「地域の食品産業ビジネス創出プロジェクト事業」23日まで申請受付 船井総研2025年4月18日
-
日本初のバイオ炭カンファレンス「GLOBAL BIOCHAR EXCHANGE 2025」に協賛 兼松2025年4月18日
-
森林価値の最大化に貢献 ISFCに加盟 日本製紙2025年4月18日