米国からの鶏肉・卵の輸入条件緩和2014年8月25日
米国で鳥インフルエンザが発生した際、米国から日本へ輸入される家きん肉など(鶏肉・鶏卵・生きたヒナなど)の家畜衛生条件について、日米間協議が行われていたが、8月22日、農水省は協議が終了したと発表した。
これまで、米国で鳥インフルエンザが発生した場合、州単位でその地域からの輸入を停止していたが、今後は「発生農場から少なくとも半径10km以内の区域」に縮小される。
これを受けて、4月22日にカリフォルニア州で鳥インフルエンザが発生したため同州からの家きん肉などの輸入が停止されていたが、これを発生農場から10km圏内(同州スタニスラウス郡の一部)に縮小した。
米国からの家きん肉などの輸入は、2万3768トン(総輸入量全体の2.8%)、家きんの卵は1万1505トン(同44.3%)、生きたヒナは6万1401羽だった(すべて2013年実績)。卵は12年とほぼ同程度だったが、ヒナは12年比で約4割、家きん肉は約8割と減少している。
(関連記事)
・米国ニュージャージ州からの家きん輸入再開(2014.05.20)
・8日に移動制限区域を解除 熊本の鳥インフル(2014.05.07)
・野鳥からの侵入視野に検証 熊本の鳥インフル(2014.04.24)
・米国カリフォルニア州からの家きん輸入停止(2014.04.23)
・熊本の鳥インフル 韓国のウィルスと同一(2014.04.23)
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(138)-改正食料・農業・農村基本法(24)-2025年4月19日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(55)【防除学習帖】第294回2025年4月19日
-
農薬の正しい使い方(28)【今さら聞けない営農情報】第294回2025年4月19日
-
若者たちのスタートアップ農園 "The Circle(ザ・サークル)"【イタリア通信】2025年4月19日
-
【特殊報】コムギ縞萎縮病 県内で数十年ぶりに確認 愛知県2025年4月18日
-
3月の米相対取引価格2万5876円 備蓄米放出で前月比609円下がる 小売価格への反映どこまで2025年4月18日
-
地方卸にも備蓄米届くよう 備蓄米販売ルール改定 農水省2025年4月18日
-
主食用МA米の拡大国産米に影響 閣議了解と整合せず 江藤農相2025年4月18日
-
米産業のイノベーション競う 石川の「ひゃくまん穀」、秋田の「サキホコレ」もPR お米未来展2025年4月18日
-
「5%の賃上げ」広がりどこまで 2025年春闘〝後半戦〟へ 農産物価格にも影響か2025年4月18日
-
(431)不安定化の波及効果【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年4月18日
-
JA全農えひめ 直販ショップで「えひめ100みかんいよかん混合」などの飲料や柑橘、「アスパラ」など販売2025年4月18日
-
商品の力で産地応援 「ニッポンエール」詰合せ JA全農2025年4月18日
-
JA共済アプリの新機能「かぞく共有」の提供を開始 もしもにそなえて家族に契約情報を共有できる JA共済連2025年4月18日
-
地元産小粒大豆を原料に 直営工場で風味豊かな「やさと納豆」生産 JAやさと2025年4月18日
-
冬に咲く可憐な「啓翁桜」 日本一の産地から JAやまがた2025年4月18日
-
農林中金が使⽤するメールシステムに不正アクセス 第三者によるサイバー攻撃2025年4月18日
-
農水省「地域の食品産業ビジネス創出プロジェクト事業」23日まで申請受付 船井総研2025年4月18日
-
日本初のバイオ炭カンファレンス「GLOBAL BIOCHAR EXCHANGE 2025」に協賛 兼松2025年4月18日
-
森林価値の最大化に貢献 ISFCに加盟 日本製紙2025年4月18日