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飼料用米の生産振興でシンポ JA全中2014年11月4日

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 JA全中は飼料用米の生産拡大による水田フル活用をめざし、11月11日に東京都内でシンポジウムを開催する。先進的な事例紹介などにより生産拡大に向けた機運を高める。

 主食用米の需要が減少するなか、水田を水田として最大限活用し、生産者の所得確保と食料自給率を向上させるには、大きな需要が見込める飼料用米の生産拡大が鍵となる。JAグループは27年産で60万tの生産振興目標を立てることにしているが、生産現場では制度の継続性や異品種混入の防止、流通・保管体制の整備などの課題もある。
 シンポジウムでは先進的な取り組み事例やJA全農の新たな取り組みの紹介のほか、生産者や有識者を交えたパネルディスカッションを行って理解を深める。

【飼料用米生産振興シンポジウム】
○日時:平成26年11月11日(火)13:30?16:30
○会場:海運クラブ2階ホール(千代田区平河町)

○プログラム
[1]米をめぐる情勢と飼料用米への政策支援等(農林水産省)
[2]飼料用米生産振興目標60万トンの達成に向けた全農の新たな取り組み(JA全農米穀部・大貝浩平部長)
[3]県域の地域農業戦略における飼料用米の位置づけと展開方向(岩手県農林水産部水田農業課・星野圭樹課長)
[4]飼料用米の本作化に向けたJAの取り組み(JAいずも・岡田達文常務理事)
[5]国産飼料穀物の利用状況と課題(JA北日本くみあい飼料業務部・中村伊三雄次長)
[6]飼料用米を活用した地域農業振興と今後の課題・可能性(山形大学農学部・吉田宣夫教授)
[7]パネルディスカッション:栃木県農協青年部連盟・横尾光広委員長、星野圭樹氏、岡田達文氏、中村伊三雄氏、吉田宣夫氏


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