鳥取で鳥インフルH5亜型検出、東京では陽性2014年11月28日
環境省は、鳥取、東京、宮城における鳥インフルエンザ検査状況について公表した。
鳥取市で11月18日に改修された野鳥の糞便1検体から、11月26日に高病原性鳥インフルエンザウイルス(H5亜型)が検出された。環境庁は糞便採取地点の周辺10km圏内を野鳥監視重点区域に設定し、監視を強化する。
東京都大田区で11月26日に回収されたホシハジロの死体(1体)について、東京都が簡易検査をしたところ、A型インフルエンザ陽性反応が確認された。今後、環境省が動物衛生研究所に依頼して高病原性鳥インフルエンザウイルスの確定検査を実施する。結果判明には1週間程度かかる。
11月19日に宮城県栗原市で回収され、簡易検査でA型インフルエンザウイルス陽性となっていたオオハクチョウ(死亡個体1体)について、北海道大学で確定検査を行っていたが、A型インフルエンザウイルスは検出されなかったので、27日、環境省は、この件に係る野鳥監視重点区域を解除した。
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