インドネシアへの牛肉輸出解禁2014年12月1日
農水省は、日本、インドネシア両政府が日本からインドネシアへの牛肉輸出解禁のための検疫協議を終えたと発表した。
農水省は厚労省と連携し、2007年6月から協議を行ってきた。このたび、この協議がすべて終了し、日本から同国への牛肉の輸出が可能となった。
主な輸出条件は、▽日本が口蹄疫清浄国かつ無視できるBSEリスク国であること、▽日本で産まれ飼育された牛由来、▽インドネシア農業省家畜・動物健康総局(DGLAHA)及びイスラム導師評議会(MUI)の認定を受けた輸出施設ですべてハラール方式で処理する、▽月齢制限なし、など。
今後は、同国向け輸出施設を管轄する地方自治体・動物検疫所で、輸出に必要な衛生証明書の発行を開始する。なお、11月26日現在で同国向けの輸出施設となっているのは、熊本県の全国開拓農業協同組合連合会人吉食肉センター・ゼンカイミート株式会社の1施設のみとなっている。
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