前年同月比0.8%減 11月の販売乳量2014年12月25日
中央酪農会議は12月15日、平成26年11月の生乳・乳製品の用途別販売実績(速報)を発表した。
全乳哺育・緊急余乳を除いた11月の販売乳量は56万2303tで前年同月比0.8%減だった。このうち北海道は29万7123tで同0.5%増と16カ月ぶりに前年同月を上回った。都府県は26万5180tで同2.1%減だった。4?11月までの全国累計の販売乳量は470万5486tで前年同期に比べて2.3%減となっている。
11月の用途別実績は、すべての用途で前年同月比減だった。
飲用牛乳向けは27万3518tで前年同月比0.1%減となった。11月までの累計では224万2537tで同1.6%減だった。
そのほかの用途では、はっ酵乳向けが3万3841tで同1.1%減、脱脂粉乳やバターなどに加工される特定乳製品向けが10万5436tで同0.5%減、生クリーム等向けが11万5689tで同0.7%減、チーズ向けが3万3819tで同6.6%減だった。
特定乳製品向けの11月までの累計は94万3114tで前年同期比7.5%減と引き続き前年を大きく下回っているが、前月に比べると0.8%回復した。
(関連記事)
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