家庭用乳食品の価格・容量改変2015年3月4日
雪印メグミルク(株)(本社:東京都新宿区)は、4月1日より家庭用乳食品の一部について、価格改定および容量変更を実施する。
飼料価格の高騰や円安による生産コストの上昇により、国内の生乳生産環境は厳しい状況にある。また、酪農生産者戸数および乳牛飼養頭数の減少もあり、生乳生産量は減少傾向が続いている。
こうした状況の下、北海道の指定生乳生産者団体との交渉により、酪農生産基盤の安定化と国産乳製品市場の安定的な発展のため、平成27年4月より乳価の値上げを決めた。
さらに、包装資材原料を含めた主要原材料相場や物流コストも高騰しており、乳価値上げとあわせ、大幅なコスト増が続くものと見込まれている。
同社はこれらのコスト増を吸収すべく努めてきたが、企業努力による吸収の範囲を超えるものであることから、家庭用乳食品の一部について、価格改定および容量変更を実施することにした。
対象商品は、バター群8品、チーズ群19品、ギフト(土産品)群6品で、改定率は2.5%?8.2%アップとなる。容量変更は、スキムミルク群3品で、変更率は11.1%ダウンとなる。
価格改定は平成27年4月1日出荷分より実施される。容量変更は平成27年5月中旬以降、順次切替となる。
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