飼料用米の生産費 5割減目標 農水省2015年5月13日
農林水産省は飼料用米の生産コストを平成37年までに5割程度低減する目標を打ち出した。
5月12日に開催された政府の産業競争力会議で林農相が示した。3月に閣議決定した新基本計画では飼料用米の生産を平成37年度に110万tと現在より約10倍(25年度11万t)に増やす目標を掲げている。単収については10aあたり511kg(25年度)を同759kgと約5割向上させることをめざす。
一方、2014年策定の日本再興戦略では今後10年間の重要成果指標(KPI)として担い手の米生産コストを約4割低減するとしており、これと単収増をあわせ37年度までに飼料用米の60kgあたり生産コストを5割程度低減する目標を打ち出した。数値は今後具体化し6月の再興戦略改訂に盛り込む。
(関連記事)
・米の小売価格5kg1824円 米の消費動向 (2015.05.12)
・主食用米需給、「締まる」見方増 米関係者の判断 (2015.05.08)
・JA発・増産飼料用米 作付け 目標上回る地域も (2015.04.30)
・米の相対取引価格 1万2000円を下回る 農水省調べ (2015.04.30)
・27年産備蓄米、24万8000t超が落札 (2015.04.27)
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(133)-改正食料・農業・農村基本法(19)-2025年3月15日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(50)【防除学習帖】第289回2025年3月15日
-
農薬の正しい使い方(23)【今さら聞けない営農情報】第289回2025年3月15日
-
イタリア旅行の穴場【イタリア通信】2025年3月15日
-
政府備蓄米 初回9割落札 60kg2万1217円 3月末にも店頭へ2025年3月14日
-
【人事異動】JA全共連(4月1日付)2025年3月14日
-
【人事異動】JA全中(4月1日付)2025年3月14日
-
(426)「豆腐バー」の教訓【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年3月14日
-
実需者と結びつきある飼料用米 支援継続を 日本農業法人協会2025年3月14日
-
オホーツクの恵み 完熟カボチャからフレークとパウダー JAサロマ2025年3月14日
-
日本一の産地の玉ねぎがせんべいに 産地の想い届ける一品 JAきたみらい(北海道)2025年3月14日
-
みおしずくがクッキーに 日野菜漬はふりかけに JAグリーン近江(滋賀県)2025年3月14日
-
地域の歴史受け継ぎ名峰・富士の恵み味わう かがり火大月みそ JAクレイン(山梨県)2025年3月14日
-
【人事異動】JA全厚連(4月1日付)2025年3月14日
-
高まるバイオスティミュラント普及への期待 生産者への広報活動を強化 日本バイオスティミュラント協議会2025年3月14日
-
岩手県大船渡市大規模火災での共済金手続きを簡素化 JA共済連2025年3月14日
-
【浅野純次・読書の楽しみ】第107回2025年3月14日
-
3月14日は「蚕糸の日」 大日本蚕糸会2025年3月14日
-
種苗・農産物輸出の拡大に向けた植物検疫のボトルネック解消「農研植物病院」へ出資 アグリビジネス投資育成2025年3月14日
-
【役員人事】農中信託銀行(4月1日付)2025年3月14日