バター１万ｔを追加輸入 農水省2015年5月28日
農林水産省は５月27日、バターと脱脂粉乳を追加輸入することを発表した。
27年度のバターと脱脂粉乳の追加輸入については５月に判断することにしていた。
最近の生乳生産は北海道では増加傾向にあり、バター・脱脂粉乳の生産量は昨年度より増加する見込みだという。ただ、年末のバター需要期の安定的な供給や、夏の気象状況による生乳生産減の可能性をふまえて追加輸入の実施を決めた。
追加輸入数量はバターが１万ｔ（生乳換算12万3400ｔ）、脱脂粉乳が5000ｔ（同３万2400ｔ）。（独）農畜産業振興機構が６月に入札を実施。10月末までに順次輸入し国内需要者へ供給する。ただし、追加輸入のバター2000ｔ、脱脂粉乳5000ｔについては国内の需給状況をふまえて供給時期を決定する。
（関連記事）
・2月中にバター2800トン輸入 農水省 (2015.01.27)
・加工原料乳5年連続引上げ 27年度畜産物価格 (2015.01.15)
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・バター在庫量若干回復 9月の牛乳乳製品(2014.11.05)
・バター3000t、脱脂粉乳1万tを追加輸入(2014.10.01)
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