「牛乳で熱中症対策」2015年度版作成 Jミルク2015年6月4日
牛乳+運動で暑さを克服
地球温暖化、ヒートアイランド現象、高齢者人口の急増などを背景に、熱中症のリスクが高まっている。牛乳を飲み運動をすることで、熱中症防止の効果が期待できることから、このほどJミルクは「牛乳で熱中症対策」2015年度版を取り纏めた。
暑さに強いカラダを作るには、暑さに対してカラダを適応させる「暑熱順化」と、汗の原料となる血液を増やす「血液増量」を図ることが重要となる。また、暑い中で立ちっぱなしでいると倒れてしまう熱失神を防ぐには、足の筋肉を鍛え、そのポンプ効果で足に溜まった血液を脳に循環させることが必要だ。
「暑熱順化」「血液増量」「足の筋肉ポンプを鍛えること」のいずれも、速歩きとゆっくり歩きを一定の時間で繰り返す「インターバル速歩」の直後に、牛乳を飲む習慣を続けることで、達成できる。運動プラス牛乳を継続することが、暑さに慣れたカラダを作り、血液量も足の筋肉量も増やすことができる。
牛乳はナトリウムと糖、たんぱく質をバランス良く含んでいる。いわばスポーツドリンクに、筋肉の合成に必要な「たんぱく質」を加えたような飲料だ。熱中症対策に効果的でありながら、経済的であり、運動後でも摂取しやすいという特徴がある。
無理なく続けられ、熱中症防止の効果が期待できる最良の組み合わせが、
「インターバル速歩+牛乳」だと言える。
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(139)-改正食料・農業・農村基本法(25)-2025年4月26日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(56)【防除学習帖】第295回2025年4月26日
-
農薬の正しい使い方(29)【今さら聞けない営農情報】第295回2025年4月26日
-
1人当たり精米消費、3月は微減 家庭内消費堅調も「中食」減少 米穀機構2025年4月25日
-
【JA人事】JAサロマ(北海道)櫛部文治組合長を再任(4月18日)2025年4月25日
-
静岡県菊川市でビオトープ「クミカ レフュジア菊川」の落成式開く 里山再生で希少動植物の"待避地"へ クミアイ化学工業2025年4月25日
-
25年産コシヒカリ 概算金で最低保証「2.2万円」 JA福井県2025年4月25日
-
(432)認証制度のとらえ方【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年4月25日
-
【'25新組合長に聞く】JA新ひたち野(茨城) 矢口博之氏(4/19就任) 「小美玉の恵み」ブランドに2025年4月25日
-
水稲栽培で鶏ふん堆肥を有効活用 4年前を迎えた広島大学との共同研究 JA全農ひろしま2025年4月25日
-
長野県産食材にこだわった焼肉店「和牛焼肉信州そだち」新規オープン JA全農2025年4月25日
-
【JA人事】JA中札内村(北海道)島次良己組合長を再任(4月10日)2025年4月25日
-
【JA人事】JA摩周湖(北海道)川口覚組合長を再任(4月24日)2025年4月25日
-
第41回「JA共済マルシェ」を開催 全国各地の旬の農産物・加工品が大集合、「農福連携」応援も JA共済連2025年4月25日
-
【JA人事】JAようてい(北海道)金子辰四郎組合長を新任(4月11日)2025年4月25日
-
宇城市の子どもたちへ地元農産物を贈呈 JA熊本うき園芸部会が学校給食に提供2025年4月25日
-
静岡の茶産業拡大へ 抹茶栽培農地における営農型太陽光発電所を共同開発 JA三井リース2025年4月25日
-
静岡・三島で町ぐるみの「きのこマルシェ」長谷川きのこ園で開催 JAふじ伊豆2025年4月25日
-
システム障害が暫定復旧 農林中金2025年4月25日
-
神奈川県のスタートアップAgnaviへ出資 AgVenture Lab2025年4月25日