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自給飼料生産に関わる新技術 シンポジウム 農研機構2015年11月10日

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 農研機構は12月7日、8日の両日、発明会館(東京都港区)でシンポジウム「自給飼料低コスト生産と新機能活用に向けた新展開」を開く。

 今回のシンポジウムは、農研機構畜産草地研究所が例年開催している「自給飼料利用研究会」と「飼料用イネ・TMRセンターに関する情報交換会」を合同で開くもの。
 畜産の安定した経営を目指し、農研機構などが開発した自給飼料低コスト生産、新機能活用に関わる技術とその利用の普及のために行われる。
<開催概要>
◎日時:12月7日 10時30分~16時55分、12月8日 9時00分~12時15分
◎場所:発明会館 (東京都港区)
◎参加費:無料
◎定員:先着順で250人
◎参加申込:11月20日締切。Webフォーム(詳細はホームページで確認できる)、E-mail kouryu_nasu@naro.affrc.go.jp、Fax :0287-37-7132で申し込む。
◎講演内容
第1日目 12月7日 シンポジウム第1部 「低コスト生産技術および新機能を活用した自給飼料生産」
○基調講演「自給飼料生産の実証的検証と六次産業化への発展可能性」日本獣医生命科学大学 長田雅宏氏
○行政報告「自給飼料施策の展開について」農林水産省生産局畜産部飼料課 富田育稔氏
○研究・事例紹介
「飼料用イネの疎植栽培が生育、収量および飼料特性に及ぼす影響」筑波大学生命環境系 加藤盛夫氏
「飼料用米の価格条件からみたコスト低減の課題と展望」農研機構畜産草地研究所 恒川磯雄氏
「TMRセンターとコントラクターのシナジー効果でコスト低減に取り組む」ファームサポートかとり株式会社 長嶋透氏
「品質・機能性を改良した飼料作物品種の開発と利用」農研機構畜産草地研究所 内山和宏氏
「自給飼料を用いた生乳の差別化」岐阜大学 八代田真人氏
○総合討論
○情報交換会

第2日目 12月8日 シンポジウム第2部 「飼料用イネ・TMRなど自給飼料生産に関わる新技術」
○研究・事例紹介
「飼料二毛作で簡易耕うんとトウモロコシ播種を同時工程で行う作業と効果」農研機構畜産草地研究所 住田憲俊 氏
「アルファルファ不適地での飼料用ダイズ生産~新たな蛋白源飼料として」 農研機構東北農業研究センター 魚住 順氏
「肉用牛向け稲・麦WCSの給与技術」農研機構畜産草地研究所 山田知哉氏
「稲発酵粗飼料(稲WCS)を用いたバイオエタノールと家畜飼料の同時生産」農業環境技術研究所 堀田光生氏
「自走式ベールラッパ用ロールベール計量装置」農研機構畜産草地研究所 喜田環樹氏
「近赤外分析計による自給飼料の新規検量線作成」農研機構畜産草地研究所 大森英之氏

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