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増収増益で売上高は4397億4000万円 雪印メグミルク 3月期第3四半期業績2016年2月8日

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 雪印メグミルク(株)は2月4日、平成28年3月期第3四半期決算短信を発表した。増収増益で売上高は4397億4000万円だった。

 食品業界は、前年度からの円安による原材料価格の高騰に伴い、値上げが相次いでいる。一方、景気回復の歩みが遅く物価が上昇する中で、個人消費支出節減の動きもみられる。
 同社は、こうした経営環境下で「雪印メグミルクグループ中期経営計画」に基づき、需要の拡大と競争力の強化に取り組み、チーズやヨーグルトなどの主力商品の拡売、生産性向上によるローコストオペレーションの実現や販売価格の見直しによるコストアップへの対応など、収益力向上に注力してきた。
 その結果、当第3四半期連結累計期間における売上高は、4397億4000万円(前年同期比105.3%)、営業利益は110億6200万円(同148.3%)、経常利益は110億5500万円(同129.2%)となった。
 親会社に帰属する四半期純利益は、9月に「旧関西チーズ工場」および「旧横浜チーズ工場」の売却による特別利益を計上したため、141億9400万円(同371.4%)となった。なお昨年9月24日開催の取締役会において、タイ市場からの育児用粉乳事業撤退を決めている。

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