北海道で酪農にチャレンジ 標茶町が研修生募集2016年5月12日
北海道川上郡にある標茶町農業研修センター(通称、しべちゃ農楽校)は随時、酪農にチャレンジする研修生を募集している。
しべちゃ農楽校は平成27年に新規就農者宿泊研修施設として開設された標茶町の施設で、指定管理者制度により平成28年度~31年度までの間は(株)TACSしべちゃが運営している。廃校となった小学校の建物などを使い、講義などを行うホールのほか、研修生の滞在用居室なども設置されている。
酪農を始めたいという人に対し、2つの方法で支援を行っている。研修開始時期は定めておらず、研修期間は原則2年間となっている。農業体験研修を行い、農業に適しているかを見定めた後、新規就農に向けた研修を行う。
1つめは40歳以下で配偶者を持つ「夫婦で新規就農したい人」向けの研修。夫婦で研修を行う場合は月額30万円以上の手当てが支給され、「しべちゃ農楽校」で居住できる。
2つめは「1人でも農業体験したい人」向けの研修。月額1人15万円以上の手当てが支給され、住居は同じく「しべちゃ農楽校」。
新規就農研修では農場での実践技術研修や座学研修を中心に行い、北海道立農業大学校などでの研究派遣なども行われる。研修終了後は独立や就農に向けて、関係機関が全面的なサポートを行い、標茶町担い手協議会が「責任を持って農場を斡旋する」という。
この制度を利用し、個人農家へ就農した研修生がすでに1人いる。
問い合わせ先は標茶町担い手育成協議会事務局(しべちゃ農楽校内)で、(電)015-488-5811、(fax)015-488-5822、(メール)ninaite@sip.or.jp 。ホームページはこちらから。
(写真)講義を受ける研修生、しべちゃ農楽校
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(130)-改正食料・農業・農村基本法(16)-2025年2月22日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(47)【防除学習帖】第286回2025年2月22日
-
農薬の正しい使い方(20)【今さら聞けない営農情報】第286回2025年2月22日
-
全76レシピ『JA全農さんと考えた 地味弁』宝島社から25日発売2025年2月21日
-
【人事異動】農林中央金庫(4月1日付)2025年2月21日
-
農林中金 新理事長に北林氏 4月1日新体制2025年2月21日
-
大分いちご果実品評会・即売会開催 大分県いちご販売強化対策協議会2025年2月21日
-
大分県内の大型量販店で「甘太くんロードショー」開催 JAおおいた2025年2月21日
-
JAいわて平泉産「いちごフェア」を開催 みのるダイニング2025年2月21日
-
JA新いわて産「寒じめほうれんそう」予約受付中 JAタウン「いわて純情セレクト」2025年2月21日
-
「あきたフレッシュ大使」募集中! あきた園芸戦略対策協議会2025年2月21日
-
「eat AKITA プロジェクト」キックオフイベントを開催 JA全農あきた2025年2月21日
-
【人事異動】農林中央金庫(4月1日付、6月26日付)2025年2月21日
-
農業の構造改革に貢献できる組織に 江藤農相が農中に期待2025年2月21日
-
米の過去最高値 目詰まりの証左 米自体は間違いなくある 江藤農相2025年2月21日
-
【鈴木宣弘:食料・農業問題 本質と裏側】有明海漁業の危機~既存漁家の排除ありき2025年2月21日
-
村・町に続く中小都市そして大都市の過疎(?)化【酒井惇一・昔の農村・今の世の中】第329回2025年2月21日
-
(423)訪日外国人の行動とコメ【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年2月21日
-
【次期酪肉近論議】畜産部会、飼料自給へ 課題噴出戸数減で経営安定対策も不十分2025年2月21日
-
「消えた米21万トン」どこに フリマへの出品も物議 備蓄米放出で米価は2025年2月21日