28年3月期増収増益決算 売上高は5783億円 雪印メグミルク2016年5月13日
雪印メグミルク(株)は5月12日、平成28年3月期の連結決算を発表した。増収増益決算で売上高は5783億円だった。
日本の経済状況は、景気の回復基調が継続しているものの、海外の景気減速など、先行き不透明な状況が続いている。食品業界は、原材料価格の高騰に伴い、物価が高止まりする中、個人消費にも翳りが見られる。
そうした経営環境下で同社は、チーズやヨーグルトなど主力商品の拡販、生産性向上によるローコストオペレーションの実現、販売価格の見直しによるコストアップへの対応など、収益性向上に努めてきた。
特に、機能性表示食品制度を活用し、同社保有の乳酸菌「ガセリ菌SP株」の訴求に重点的に取り組み、ヨーグルトの売上を大きく伸長させた。またデザートの売上が好調に推移したこともあり、製品構成が改善され、飲料・デザート類セグメントの黒字化を実現した。 結果、当期連結売上高は5783億円(前期比105.2%増)、営業利益は140億円(同149.3%増)の増収増益となった。
また阿見工場に移管を終えた旧関西チーズ工場、旧横浜チーズ工場の跡地売却による固定資産売却益の計上などにより、当期純利益は150億円(同382.7%)の大幅増益となった。
同社は平成29年3月期に、営業利益150億円の達成を目指している。
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