豚品種改良の最前線シンポジウム2016年8月31日
農水省は農研機構と(公社)農林水産・食品産業技術振興協会は共催で10月6日に東京都千代田区でシンポジウム「ゲノム情報を活用した豚品種改良の最前線~国際競争力の向上を目指して~」を開く。申込締切は9月16日。
飼料価格の高騰などに対応した国内の畜産経営の健全化と安全化に向けて、今後の畜産物の国際取引の拡大を見越した国産畜産物の競争力強化のために、豚をはじめとする家畜の改良の加速化が求められている。
同シンポジウムは、農林水産省の委託プロジェクト「ゲノム情報を活用した家畜の革新的な育種・繁殖・疾病予防技術の開発(DNAマーカー育種の高度化のための技術開発)」と、「日本中央競馬会畜産振興事業・ゲノム情報活用育種改良推進事業(豚改良へのゲノム情報の活用高度化事業)」で得られた研究の最新成果を発表し、今後の研究生活の活用について議論する。
第一部:研究成果の概要では、▽「豚の生産性向上のためのDNAマーカーの開発」農研機構 畜産研究部門 谷口 雅章氏、▽「豚の抗病性改良のためのゲノム情報の利用」農研機構 生物機能利用研究部門 上西 博英氏、▽「ゲノム情報を活用した豚の筋肉内脂肪割合の改良」農研機構 農林水産先端技術研究所 両角 岳哉氏。
第二部:豚品種改良の動向と研究成果への期待では、▽「私たちが目指す豚肉」グローバルピッグファーム(株)髙橋 弘氏、▽「ニッポンハムグループにおける豚生産事業とDNAマーカー育種への期待」日本ハム(株)中央研究所 高萩 陽一氏、▽「ゲノム情報を活用した沖縄アグー豚のブランド力強化に向けた取組み」沖縄県畜産研究センター 當眞 嗣平氏。
総合討論も行われる。
日時は10月6日13時10分~17時30分まで、東京都千代田区の主婦会館プラザエフ7F会議室「カトレア」。定員は120人で、申込締切は9月16日。
参加費は無料だが事前申し込みが必要。参加希望者はメールで氏名、所属、連絡先、メールアドレス、電話番号、交流会参加の有無を記載して送る。申込先は、豚ゲノムシンポジウム事務局 メールアドレス:pig-sympo@ml.affrc.go.jp。
【問い合わせ先】
シンポジウムについては、農林水産技術会議事務局研究開発官(基礎・基盤、環境)室、ダイヤルイン:03-3502-0536。
参加申込みについては、豚ゲノムシンポジウム事務局 農研機構 生物機能利用研究部門、ダイヤルイン:029-838-6292。
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