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赤身肉を好む傾向-消費動向調査2017年9月28日

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 日本政策金融公庫(日本公庫)が7月に実施した牛肉の消費動向調査では、5年前よりも霜降り肉より赤身肉を好む傾向が進んでいることが示された。

 牛肉を食べる頻度を種類別に聞いたところ、和牛肉では「年に数回」がもっとも多く31.1%、次いで「ほとんど食べない」が29.0%だった。交雑牛肉、国産牛肉、輸入牛肉では頻度の多い順から「ほとんど食べない」、「月に数回」、「年に数回」、「週に数回」の順となった。
 牛肉を食べる機会を種類別に聞いたところ、外食・自宅を含め「家庭でのお祝い事で食べる」は和牛肉がその他の牛肉にくらべて約20ポイント高い(外食:31.0%、自宅:35.7%)結果となった。外食の「接待」でもその他の牛肉にくらべて約10ポイント高い21.3%となった。
 和牛肉の食べ方は「ステーキ」、「すき焼き」、「しゃぶしゃぶ」、「焼肉」が多い。
 牛肉購入のポイントは「価格」が最多で「味」「鮮度」の順となった。和牛肉では「ブランド」と「産地」も多く、認知度は「松阪牛」が最多で86.7%、次いで「神戸牛」81.3%、「米沢牛」74.4%となった。
 また、「赤身肉を購入することが多いが霜降り肉を購入することもある」は5年前は40.1%だったが、今回は44.5%と4.4ポイント高くなった。

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