農薬を使わない牛のえさづくり―草で草を防除する 農研機構東北農研市民講座2017年10月27日
農研機構東北農業研究センターは、地域の人に農業研究開発の取り組みを理解してもらうことを目的に、研究者が専門分野の話題を中心に親しみやすく話しをする「市民講座」を実施しているが、第18 回目を以下のとおり開催する。
飼料に農薬が残留していると、家畜の体内で濃縮され、乳や肉を通じて高濃度の農薬が人の口に入る恐れがある。このため飼料作物への農薬の使用は厳しく制限されており、除草剤を使えない作物も少なくない。機械や人力で除草すれば薬を使わずに済むが、このような防除法は非常に労力がかかる。今回は、雑草が畑で生き抜き、繁栄する戦術を紹介するとともに、その戦術を打ち破る能力を持つ牧草(イタリアンライグラス)の力を借りて、機械も人力も使わずに無農薬で雑草を防除する方法を紹介する。
【概要】
○日時:12月2日(土)9:30~10:30
○場所:農研機構東北農業研究センター 北辰興農閣研修室(岩手県盛岡市下厨川字赤平4)
○テーマ:農薬を使わない牛のえさづくり-草で草を防除する-
○話し手:農研機構東北農業研究センター 農業技術コミュニケーター 魚住順
○定員:50 名(事前申込みが必要)
○参加費:無料
○参加申込み方法:
・住所、氏名(ふりがな)、電話番号を記入のうえ11 月30 日(木)までにメールで申し込む
・希望者多数の場合は、先着順
○参加申込み・問い合わせ先:(開催事務局)
農研機構東北農業研究センター 企画部産学連携室
mail:www-tohoku@naro.affrc.go.jp
TEL:019-643-3573
FAX:019-643-3588
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