全国の牧草の収穫量 前年産に比べ1%増加 農水省統計2020年3月11日
農林水産省は3月10日、「令和元年産飼料作物の作付(栽培)面積および収穫量、えん麦(緑肥用)の作付面積」を公表した。
調査結果の概要は次のとおり。
▽飼料作物計
全国の飼料作物計の作付(栽培)面積は96万1600haで、前年産に比べ8700ha(1%)減少した。
▽牧草
全国の牧草の作付(栽培)面積は72万4400haで、前年産並みとなった。
収穫量は2485万tで、前年産に比べ22万9000t(1%)増化した。これは、10a当たり収量が前年産を上回ったためである。
▽青刈りトウモロコシ
全国の青刈りトウモロコシの作付面積は9万4700haで、前年産並みとなった。
収穫量は484万1000tで、前年産に比べ35万3000t(8%)増加した。これは、10a当たり収量が前年産を上回ったためである。
▽ソルゴー
全国のソルゴーの作付面積は1万3300haで、前年産に比べ700ha(5%)減少した。
収穫量は57万8100tで、前年産に比べ3万9900t(6%)減少した。これは、作付面積が減少したことに加え、10a当たり収量が前年産を下回ったためである。
▽えん麦(緑肥用)
全国のえん麦(緑肥用)の作付面積は4万1600haで、前年産に比べ3100ha(7%)減少した。
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