過半が健康機能理由に牛乳乳製品利用-Jミルク食生活動向二次調査2020年6月2日
Jミルクは、「牛乳乳製品に関する食生活動向調査2019」の二次調査結果をまとめた。2019年10~11月に実施した一次調査(2019年12月26日公表済み)に加え、補完し深掘りした二次調査を加えて調査報告をまとめた。
二次調査は2020年1月17日から19日まで、インターネットで全国の20~60代の男女600人を対象に実施した。
二次調査は、一次調査で特徴的な傾向がみられた「食品(ヨーグルト類)の健康機能への意識変化」「牛乳類からの代替傾向がある豆乳など植物性食品への意識変化」「牛乳類の低価格意識と国産意識」についてまとめている。
健康機能への意識変化では、健康機能を理由に食品を購入・利用することがある人は全体の5割強にのぼった。また、ヨーグルト・牛乳類の利用・飲用を増やしている人の4分の3は、健康機能を理由としている。一方、ヨーグルト類の利用を減らしている人の26%は、健康機能を減少理由としていた。
代替食品については、2015年に比べて2019年は、牛乳類から「豆乳」への代替が著しかった(11ポイント増加)。低価格・国産意識では、いずれも牛乳類の利用頻度が高い人ほどその傾向が強い。
国産優先意識が優位の人は、低価格優先意識が優位の人よりも国内の市販牛乳がすべて「国産(日本産)」であることをよく認識している。「牛乳=国産(日本産)」であることから意識されるのは、「安全性」「おいしさ」「栄養」「生産者(酪農家)」の4つが上位を占めており、中でも「安全性」が最も強かった。
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