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モノづくり拠点での協業第一弾でアオキシンテックと提携 Eco-Pork2021年5月10日

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養豚テクノロジースタートアップの(株)Eco-Porkは、2020年6月に本社移転したモノづくり拠点での協業第一弾として、(株)アオキシンテック(栃木県真岡市)と業務提携を開始。Eco-Porkのもつ養豚データと知見に基づいた新しい養豚農家向け農業機械を、アオキシンテックの技術力で実現し、共同研究と共同開発を推進する。

IoT温湿度センサーの主要機能IoT温湿度センサーの主要機能

Eco-Porkは、豚肉の安全・安定供給を実現するため、ICTによる情報可視化ツール「Porker」を提供するなど、養豚農家の作業効率改善・生産性改善へ取り組んでいる。2020年6月にモノづくり企業へのステップアップとモノづくり企業との共創によるエコシステム構築を目的にリアルテックベンチャーのインキュベーション施設センターオブガレージに本社を移転した。

移転によりモノづくりへの取組が加速化し、豚舎内の温湿度を自動で測定し記録、アラートを飛ばせるIoT温湿度センサーを2020年の初秋にリリース。温湿度の記録業務の削減に繋がり、顧客農家から高く評価されている。

一方、アオキシンテックは、自動車産業を中心に単品部品加工、治工具などの設計・製作・組立や機械修理などを手がけている。技術力と知見をベースに大学やベンチャー、異業種の企業など、多様な機関と連携し、ものづくりを中心としたエコシステムを構築するベンチャー支援事業を展開している。

同社は、センターオブガレージ内「東京R&Dセンター」を、Eco-Porkが移転した2020年6月に本格稼働を開始。同社社員が常駐し、都内の企業向けに技術支援やコンサルティング事業を行う技術系ベンチャーや大手企業の試作開発も手がけ、将来の事業領域拡大をめざしている。

また、アオキシンテックは、自動車産業以外の領域への技術展開を模索する中、農業でも特に養豚領域に注目。2020年9月に栃木県「未来技術(AI,IoT,ロボット等)を活用した企業や実証事業」で、「外付け流水センサ(IoT)による、豚舎における元管の不具合検知及び飲水量測定」に採択された。Eco-Porkからの支援協力を得ながら、すでに養豚農家向けの装置開発と実際の栃木県内養豚場内での実証実験を行った。

こうした相互の取組を受け、Eco-Porkは、モノづくり拠点センターオブガレージ内協業第一弾として、アオキシンテックとの業務提携を開始。物理的な養豚農家の作業効率改善へ資するプロダクトの共同研究・共同開発へ向けて同じ施設内でモノづくりに関する相談・連携を即座にできる体制を構築した。今後は、ICT、IoT、AIの技術を活用した「養豚自働化」の普及を進め、養豚農家向け農業機械の共同開発や量産計画を実施する。

アオキシンテック代表取締役CEOの青木圭太氏は「養豚業というニッチな領域を極め面白い取り組みをするEco-Porkとの出会いは運命的なものを感じた。農業分野への取組の柱としてEco-Porkと共に養豚業界を盛り上げていきたい」と話している。

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